六十七 異星人の事故
「小次郎とアイラは何時回収するのですか?」
「今から四十年後に飛び回収する」
「今でも良いのではありませんか?」
「いや、不自然に姿を消すことは出来ない。寿命が来る時に回収する。それに
居留地の部族の生活など、小次郎の記憶媒体から資料として残すようだ」
「アンドロイドに寿命があるのですか?」
「実際はないが今回は設定してある。その時が来たら自動で機能停止になる。
二人は同じ時間となっている」
時空本部から報告があった。
(アンドロイドは修復可能で強度を増すように改良する。今回は一緒にウイルス
等の検査を行った。異常が無かったので帰投を許可する)
「ウイルス等の検査は毎回実施するのですか?」
「通常は実施してないが、今回ウイルスに関連する事故が発生した。事故にあった
のは異星人で今回のゲームの競技者と阻止者で船の中で有害物質が発生した。
船の中に金属が落ちていた。刀の柄の先の金具で中に固形の有害物質があり、
溶けて気体状になった。異星人たちは意識を失ったが自動帰投装置で星まで
たどり着いた。以外と重症で復帰するまで500年位は掛かるらしい」
「これでゲームは暫くないから良かった」と部下は話したが、上司は別の異星人
がゲームを始めるので我々の仕事は終わらないが、暫くは平穏だろうと話した。




