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六十三 信一郎の役目


 暫くすると時空パトロールの本部から連絡があり上司が内容を確認した。


「先程の話で神の声で操れる人が1人不明と話したが、異星人達が申告して

いなかった。ゲームの勝敗には直接関係がないのでゲームは成立するらしい。

もう1人は小次郎の従弟の信一郎だった」


「いつ頃からですか?」


「信一郎が18歳の時らしい。義理の父から小次郎と比較され恨みを持つように

なった。其処に付け込まれた。小次郎への恨みは重複して大きくなって行った。

嫁となった鈴が微妙に絡んで小次郎の世話で鈴を貰ったことも面白くなかった。

鈴が美形で他の男を夢中にさせる事も信一郎の性格を曲げて行ったようだ」


「信一郎のゲームでの役目は何ですか? ゲームに関係ないようですが村から

消えて何処へ行ったのですか?」


「このゲームは将軍がアリーナに勝利すると次は将軍と小次郎の戦いと開示されて

いる。その時の小次郎の対戦相手として選ばれた。源太も同じで小次郎の対戦相手

だった。事件を起こした信一郎は神の声で白い球体を通して将軍の処へ来た。

この時に鈴の記憶は消されて小次郎への恨みだけが残っていた」


「将軍はアリーナに倒されて信一郎の役目は無くなった。ゲームには余り関与

してないようですね」


「そうだが、多少は影響している。小次郎が将軍の暗殺を考えた時があった。

阻止者はゲームの開示の内容と違いゲームが無効になると考えて、競技者に源太と

信一郎に将軍の警護をさせた。ゲームとは関係ない話しだが、将軍の処で信一郎は

源太と会った。源太も顔を傷付けられ人生を変えられたと小次郎を恨んでいた。

2人は小次郎を倒す計画を考えていたらしい」


「随分細かい処まで分かるのですね?」


「ゲームが終了すると異星人達は全て開示する規則になっている。異星人達は勝敗

など関係なく、開示通りにゲームが進めば良いと考えている。同じ船に乗り常に

情報交換している」


「信一郎の小次郎への恨みは何時消えるのですか?」


「機械自体は消滅するが、恨みは死ぬまで消えないと思う。さっき信一郎が居留地

で死んだと情報が入った。死因はナイフで刺されたらしい」


上司は大きなケースを壁の装置から引き出しながら話した。


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