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三十三 将軍との戦い


 次の日の朝、将軍は兵隊を率いて川沿いの道を部族の集結地に向かっていた。


部族の人数が多いから攻撃を中止するようにとの進言もあったが

将軍は無視した。


前の戦争では少人数で幾つもの手柄を挙げて来た自信もあった。


部族の集まりを挟み撃ちするために隊を3隊に分けた。


そのうちの1隊約200名に側面より攻撃させた。


だが部族の数が多く撃退され散り散りになった。


その情報は将軍には届いていなかった。


すると将軍の前方に部族の1隊が現れた。


総勢50名ほどで先頭にいるのは羽飾りを付けた光剣の女神と呼ばれる

アリーナだった。


ここに集まった部族の殲滅とアリーナを倒せば目標への達成がより近くなると

将軍は考えた。


そして将軍はもう1隊を残し追撃を始めた。


アリーナ達は追いつかれない速度で逃げ、将軍たちを窪地に誘い込み対峙した。


将軍は左右の腰にそれぞれ1本ずつのサーベルを付けていた。


右側のサーベルの柄の真中に埋め込まれている透明な石が時々光っていた。


神の刀だと私は確信した。アリーナも気が付いたらしい。


将軍はその刀を抜き頭上に突き揚げて鞘に収めた。


次に別のサーベルを抜き、「突撃!」と叫んだ。


突撃ラッパが鳴り響いた瞬間、凄まじい銃声がして、将軍の兵隊は次から次へと

撃たれ馬から落ちた。


窪地の両側に部族が待ち伏せていた。


将軍は罠に嵌ったと気付き兵隊を馬から降ろし円陣を組ませたが、激しい攻撃

に将軍の250名の兵隊は数十人までに減っていて弾薬も尽きかけていた。


私は円陣の中に部族と同じ服装と顔をした男が何人かいることに気づき、

側にいた部族の男に尋ねた。


「あいつらは斥候で白人に雇われている裏切りものだ。我々部族の情報を

白人に渡している。それに地形に詳しいので案内役もやっている」

と軽蔑するように答えた。


何人かいた斥候も次々に倒れ最後の1人がしぶとく戦っていた。


銃弾が当たらないように円陣の中で伏せ、部族の男が槍とか斧で接近戦を

挑んでも一瞬で倒して、また銃弾から身を守るように伏せていた。

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