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十八 祈祷師の話


 部族長は小次郎の話に頷き、次に祈祷師にも話をするよう示唆した。


「以前から神のお告げがあり、災いはもう起きていて続いている。その災いを

断たなければならない。そのため異国から災いを防ぐため神の刀を娘達に

渡す人が来る。それが客人です。神の声の災いとは政府の将軍である。

将軍は和平の白旗を揚げていた部族を襲撃し無抵抗の女、子供、老人を虐殺し

頭の皮を剥ぎ死体をばらばらにした。そのような部族の虐殺は今も続いている。

彼がいる限り部族が壊滅する。しかも彼は不死身になり弾丸も矢も跳ね

返してしまう神の刀と呼ばれるサーベルを持っている。そのサーベルを持って

突進する時には彼の馬にも弾丸も矢も当たらないそうだ。その将軍を倒せば

災いは無くなると神は告げている」


「私の持ってきた宝刀は将軍のサーベルと同じ力があり、言い伝え通り娘に

宝刀を持たせれば不死身となり、神の刀で戦い将軍を倒したら災いは無くなる。

私は娘に剣の使い方を教え、災いが収まるまで此処に留まります」


部族長が宝刀を持つ娘は誰なのかと尋ねた。


私は最初に出会った娘と決めていたのでアリーナと答えた。

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