59話 『魔大陸』
すみません。急に新作が2作程書きたくなって書いていたら少し遅くなりました。
その作品達は投稿するか今の所検討中の段階です。
それでは本編をどうぞ
その後、俺達は街を出発した。
エルも何か言おうとしていた様子だったのだが、俺の顔を見てから察したみたいだった。
そして今はエルの速度に合わせて空を飛び、北に向かっている。途中で会話が出来ずに不便だったので無属性魔法で念波のようなもの使って会話した。
「なぁ、エル。」
「ん?なんじゃ?」
「どれくらい時間が掛かるんだ?」
「うーむ、このペースならあと2分じゃな。」
「へぇ、流石障害物が無いだけあって早いな。」
「うむ。と言ってもこの速度に着いてこれるのはお主や他の竜くらいのものじゃよ」
「ふーん、そうなのか。」
そんな感じでいくつかの雑談をした。
そしてそれから数分後に
「見えてきたな。」
「うむ。と言ってもまだ街も何も見えないのじゃがな」
「まぁ、それでも着いたことは着いたんだ。後は街のある方向に行くだけだろ?」
「うむ、それもそうじゃな。確か前に来た時はこのまま右上の方向に大きな街があったのじゃ」
「なるほど、じゃあ行ってみるか。」
「うむ」
そこから再度移動した俺は、飛んでいる途中である事に気づいた。
「そう言えば俺達飛んでるけど大丈夫か?あと俺は見た目だけは人なんだが...」
「ん?魔族にも空を飛ぶ種族は珍しくないのじゃ。それに、人の見た目に関しては魔族が人と敵対している訳でも無いから問題ないじゃろう。」
「そうなのか。てっきり敵対しているものだと思っていたのだが。」
まぁ、敵対していたとしても俺には関係ないし、最悪見た目を変えられたからな。
「うーん、昔は人間を馬鹿にしている魔族も居たのじゃが今は知らないのじゃ」
「やっぱりそう言う輩は何処にでも居るんだな...」
「まぁの...」
エルも昔に何かあったのかも知れないな。
まぁ、俺もそうだが...
「とにかく、問題が無いならそれでいいんだ。」
「うむ。とにかく行ってみるのじゃ。」
それからまた少し経った。
「いよいよ見えてきたな...」
「うむ...」
何か疲れたな...主に過去のせいで
「向こうに着いたら昼飯を兼ねて休憩でもするか。」
「賛成なのじゃ」
その時、下から俺達を呼ぶ声が聞こえた。
「そこの2人!降りて来い!」
「ん?ああ、門番か。」
それはそうだよな。門番を経由しないとダメだもんな。
「みたいじゃな」
俺達はその言葉に従って着陸した。
「ふむ、人間...いや、羽があるな。違う種族か?まぁ、いい、この街に何をしに来た?」
「買い物だ。」
「はぁ?こんな辺鄙な街にか?」
「ああ、何か変か?」
「いや、別に変では無いんだが、お前達みたいなのが来るのは珍しいな」
俺達はお互いの顔を見合わせてみた。
何か変だろうか?
まぁ、多分この街は観光名所とかにはなってないんだな。となると、余程の田舎か?
「まぁ、とにかく買い物をしたいんだが、街に入れてくれるか?」
「ああ、通門料を払ってくれるなら構わんよ。ただし、この街で変な真似はするなよ?」
「ああ、分かってるさ」
俺達は男勝りな女性門番に礼を言ってから街に入った。
国家資格は難しい




