表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/97

29話 『大所帯』


さてと、夕食も食べたし、これからどうするか。

あの街で冒険者カードも作った。少ないが金貨も2枚残っている。冒険者のランクを上げるために魔物を売却するか?いや、変に目立つのは避けたい。と言っても今日の一件で少しだけ目立ってしまったが…だが、あれなら少し腕の立つ若者くらいに見られるだけで済むだろう。相手を殺した訳でもなく、穏便に済ませたからな。仮にアイツが報復してきてもその時は衛兵に突き出せばいいだけだな。明日は一人で行くか?いや、ここは2、3日置いて、エルを両親の元に置いてきたと言っておけば口実が作れるだろう。と言ってもジークは俺達の実力を察しているから誤魔化し切れないだろうがな。とりあえず、3日後に俺が一人で街周辺の森に行って適当に狩りをしてから街に向かうとしよう。


そして、この話をエル達にすると...


「我も行きたいのじゃ!」


「エルは行ったんだから次は私が行ってみたい!」


「...旦那様、私も少しだけ行きたいです。」


と言われた。


「うーむ、仕方ない。この際だから街の連中みんなで行くか?」


「えっ?そんな事をすれば、街の防衛が出来ませんよ?」


「1日でどうにか出来るほどやわな造りはしてないから大丈夫だ。」


「えっ?じゃあ私が今日残った意味って…」


「あー、無いな。」


「そんな〜!」


「あー、うむ!そうとなれば娘っ子達と話をしてくるのじゃ!」


そう言ってエルは出て行った。


「で、では私は留置場の皆さんに話して来ますね。」


と言ってセアルも出て行った。


「うぅ...納得が行かないけど私も人魚ちゃん達に話してくるよ...」


と言ってメルも出て行った。


─────────────────────────────


それからしばらく待っていると。エル達が帰ってきた。


「で、どうだった?」


「うむ!娘っ子達は行きたいと言っておったよ!」


「留置場の皆さんも同じく行くと言っていました。」


「人魚ちゃん達は変化スキルを鍛えて人と同じ足を生やせるようになったら行けるって言ってたよ。」


「ふむ、人魚は足があればいいのか?」


「そうだと思うよ。」


「それなら自作しておいた物で何とかなるんだが...」


「えぇー、それはあの子達が可哀想だよ」


「そうだよな...」


「まぁ、一応聞いてみる?」


「ああ、ダメならダメでいいと言っておいてくれ」


「うん、じゃあ聞いてくるね。」


「ああ」


───────────────────────────


それから少し待つと、メルが帰ってきた。


「聞いてきたよ〜」


「何て言っていた?」


「うん、行くって言ってたよ。」


「ふむ、そうか...」


てっきり行かないと思っていたが...


「流石にあの子達も苦笑いしてけどね…」


「だろうな…」


とにかく、これで全員参加か。

ならこの2日間で人数分のカバンやバック、防具や武器を準備をしておこう。まぁ、アイツらが着ている服はBランクくらいの魔物なら無傷で受けられる程度の強度はあるんだが偽装は必要だろう。



2日間で冒険者に見えるような装備、カバン等を創った俺は。街の連中にそれを着せた。と言っても子供組は装備は着てない。あくまでも防御力の高いだけの普通の服だ。その他にも色々とやっていて、万が一此処が襲われたら俺のスマホにアラームが鳴るようにしたり、街の防衛力を強化したりした。具体的に結界に俺の耐性を付けたり、川が入ってくる所に毒、危険な魔物を通さないフィルターを掛けたりした。さらに門は悪意、敵意が無い者なら通してしまうのでそれを出来なくした。むしろ今までどうして気づかなかったのか不思議なくらいの防衛の穴だった。


そんなこんなで準備を整えた俺達はテレポートルームを使い、街に行くことにした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ