1話 目覚め
もっと一話分の量を多くした方が良いのでしょうか?
目が醒めるとそこは森の中にある小屋のようだった。体を確認してみるが無事に人間に転生することができたようだ。
だいたい歳は高校生ぐらいのようだ。
転生って言うもんだから赤ん坊から始まるのかと思ったがはじめからある程度成長しているようだ。だがそれで良かったと思った。なぜならそっちのほうが動きやすいし死ぬ確率が下がると思ったからだ。
とりあえず小屋の中を全部まわってみた。この小屋は中々広いようで部屋が全部で5部屋もあった。4部屋はまわってみたがだいたい本が置いてあるだけで特に変わったものがなかった。
それで俺は今から最後の部屋に入るところなのだが何故かこの部屋だけ雰囲気が違うように感じられた。
気のせいかなと思いつつ扉を開けてみるとさらに奥に続く扉があった。
その扉を開けてみるとそこには人間の干からびた死体が椅子に座っていた。
俺は思わず声をあげて驚いてしまった。
そしてこの部屋にはたくさん紙が散らばっていた。俺は一番近くに落ちていた紙を拾って見てみるとそこには驚くべきことが書いてあった。
そこには人工生命体の研究資料と書かれており、俺の体が人間ではないと書かれていた。どうやら俺は人工生命体というものらしい。俺の体には魔法が付与されており想像した通りの形に変形することが出来るらしい。試しに手をハサミの形に変えてみようと想像したら、確かに想像した通りの形になった。
面白いなと思いつつ他のものを物色しているとなにやら少し古ぼけた白紙の紙が出てきた。なにかなと観察しながら悩んでいると突然女神様から「これは鑑定紙というものです。その紙に一滴血を垂らすか魔力を込めれば使用することができます。」と声が聞こえた。
女神様の助言を受け早速一滴血を垂らすと紙が少し光って文字が浮かびあがってきた。
名前:人工生命体
LV:0
体力:120000
魔力:320000
筋力:175000
スタミナ:????
敏捷力:12000
運:50
【スキル】
変化・高速機動・魔力操作・
魔力増幅(2倍)・言語理解・絶食
【魔法】
無属性
これをまた俺はふと俺強いんじゃね?と
思ったが、すぐに思いとどまった。
なぜならこの世界には俺より強いヤツがゴロゴロいるかもしれないという可能性があるからだ。だからもう少しこの世界のことを調べてからと思った。
幸いこの小屋にはたくさん本があるようなので、一応すべて読んでからこれからのことを考えようと思い、本を手にとり一冊一冊読んでいった。