プロローグ
短いですがこれからのばしていこうと思っているので許して下さい
俺は病院で妻と子に看取られながら死んでいった。死因はガンだ。もっと生きたかった、俺はそう思った薄れる意識の中そんな後悔の念にさいまれながら意識をなくした。
「……きて……い」「…きて…さい」あれ誰かに呼ばれているような気がする。「起きてください」今度ははっきりとそう聞こえた声に反応するかのように意識が覚醒していき、目を開くとそこにはとても美しい女性が立っていた。俺は思わず見とれてしまった。
「やっと起きてくださいましたね、はじめまして私は女神のセラフィーネと申します。」
どうやらこの美しい女性は本物の女神様らしい。「ここは女神神殿というところで、あなたがとても強い想いを抱いていたためにこちらに呼ばせていただきました。」言われて気がついたが確かにここは見たことがないところだった。「あ、あの〜」「はい、なんでしょう。」
「1つ聞きたいことがあるのですが俺はこれからどうなるのでしょうか。」とりあえず一番聞きたかったことについて聞いてみた。「はい、それについてはあなたは生きたいと強く願っていたようなので新たに生命とその器を与え第2の人生を歩んでいただきたいと思っております。」「あの、それって転生ってことでしょうか」「ええ、そうなります。」少し不安な気持ちを抱いたがせっかく第2の人生を歩んでいけるのだからはじめっから楽しんでいこうと思った。
「では、!今からあなたが行く世界には魔法もありますし魔物もいます。転生の際はランダム転生になりますので人になることもありますし魔物にもなることもあります。」
「えっと、それって生き物でないものにもなる可能性ってあるのですか」「はい、滅多にありませんがその場合は意志の宿ったものとして特殊な扱いになりますので動けないということはないですので安心して下さい。」
「そうですか」俺は少し安心した。「ではそろそろよろしいですか」「はい」「ではあなたの幸運を願っております。」俺が頷くと体が光り始めたおそらく始まったのだろう。俺は人か人型になれたらいいなぁと思いながら
次第に意識が薄れていった。あ、これ死ぬ時と同じ感覚だそう思っているとそこで意識がなくなった。
「ふふっこれであの世界も大丈夫ですよね…」幻想的な空間で1人で美しい女神が呟いた。