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番外編

 うちの高校の体育祭はほかの高校とは違いゴールデンウィークの前日にある。

 なぜかは知らないがとても速い。

 だがそんな体育祭が終わるとまわりの空気は一変してとても凍えた状態となる、テストが目の前まで迫ってくるからだ。

 誰だよこんな詰め込んだやつ。過去に戻ってそいつのことぶん殴ってやろうか。あ、いやそんなことする勇気俺にはないんですけどね。

 

 そんなこんなで体育祭が終わった次の日の朝である、周りのみんなは一日打ち上げだとか。遊ぼうぜなど、個々や集団で楽しんでいるのだろう。

 俺も例外ではない、現に今とても楽しんでいる。




 部屋でゲームをして...


 なぜ俺が今家で暇をつぶしているかというと...まあ話すと長くなるが聞いてもらいたい。

 事の発端は昨日の夜。


・・・・・


 「ねえねえ、明日私とショッピングセンター行かない?打ち上げあるならいいけど?」

 姉が夕ご飯を食べているときに唐突に言った。

 俺はその時クラスのNINEを見ていなかったのだ。

 「うん、特に打ち上げの話題も出てないからいいよ。」

 「わかった!じゃあ、11時くらいに北千住駅で待ち合わせね!」

 「なんで家からじゃないの?」

 「あー、明日大学行かないといけないからさ。ごめんね?」

 何その言い方、なんも言えないよ...

 「オーケー。じゃあそれまでなんか暇つぶししてるわ。」

 

 その後NINEを開くとあらびっくり!打ち上げの参加の有無を聞いていた。

 これは行きたいと思った俺は姉の部屋へ直行した。

 「姉ちゃん?あのさ、明日のk」

 「ん?なに?明日やっぱり打ち上げあるから行けないとかじゃないよね?」

 やばいって顔は笑ってるけど目が笑ってないよ。

 「え?そそそそそんなわけないじゃん、時間の確認だよアハハ」

 これはあれだ、詰んだ。

 「なーんだそんなことかー、11時だよ!」

 「オッケー。明日楽しもうね」

 そう言い残し姉の部屋を後にした。

 これはもう致し方がないな、あきらめて参加しないっていうか...



・・・・・


 と、こんなわけで俺は今約束の時間まで暇をつぶしている。

 あーあ、あいつら今頃何してんのかなー。行きたかったなー。

 とまあいくら嘆いても姉がああなったら逆らったら殺されるかもわからないし..いやリアルに。

 そんなことを考えている間にもう待ち合わせの時間まで近づいていた。

 「あ、やべ、もういかねーと。」

 あー、楽しみだけど何とも憂鬱だ...


 駅に着くと少し先の中央改札の前で

 「おーい!明人ー!」

 姉がいた。

 おい!まじかよ!ここ駅だよ!?仮にも乗換人数日本のTOP10に入るくらいの人の多さだよ!?

 「早かったね。てか大声で呼ばないでよ地元なんだから。」

 「はーい、わかりましたー。」

 今にもブーブーと効果音が出そうなくらいのふくれっ面だ。

 「で、とりあえずどこでショッピングするか決めよー!」

 決めてなかったのかよ...

 「ララポとかは?」

 「遠いし人多そうだから却下ー」

 えー...他も混んでる気がするんだけど...

 「じゃあ、すぐ駅を出たところのマルイは?」

 「近すぎるから却下ー」

 もうこれ全部だめな気がしてきた...

 「じゃあどこならいいの?」

 「明人の行きたいとこ!」

 うわ、丸投げしたよ。却下しておいてそれはないだろ...

 「じゃあもう、レイクタウンでいいんじゃない?」

 「うんそこそこ!わかってるねー」

 スゲーにやにやしてるし...これもとから決めてたパターンだな。

 「じゃあいこうか。」

 「うん!明人ほれ。」

 そういい手を差し出してきた。

 「え、なに?どうしたの?」

 「手だよ手、繋ご?」

 カップルじゃないんだからやめてくれよもう...

 「繋がないよ。ほら、行くよ」

 そう言い俺は先の改札を通った。



 電車内はそれなりに混んでおり姉がブーブーうるさかったので会話に困ることもなくすぐに着いた。


 そして着くと姉はいつもの五割増しのテンションで。

 「ほらほら!早く来ないとおいてくよー。」

 といい小走りで自分の行きたいお店へ直行した。

 「おいおいまじかよ...俺おいてかれてんじゃん。」

 そういい俺は姉が向かった方向へ歩き出した。

 姉を探して歩いていると姉はすぐ見つけられた。いや、見つけざるを得なかった。

 なぜかというとお店のど真ん中から俺を大声で呼んでいたからだ。

 本当この姉は場所ってものを考えないよな...

 「ねーねー!これ買えたよ!見て見て!」

 だがまあ、こんな子供っぽいしぐさを見てるとなんだが許してしまえるから俺も相当シスコンだな。

 

 それから小1時間買い物をし14時を回ったところだった。

 「だいぶすぎっちゃったけどお昼にしようか。明人はどこで食べたい?」

 「俺はどこでもいいけど重いものは勘弁ね。」

 「オッケー!じゃあガスコで!」

 それ思いっきり重いじゃん...

 「うん、別にどこでもいいよ。」



・・・・・



 ガスコについて30分が立ったがいまだに席に座れていなかった。

 「もーーーー!なんでこんでんのーーー!」

 案の定姉もこんな始末だ...

 うちの姉まじで大学生なのか疑惑が浮上するくらい子供っぽいんだよな...

 「まあとりあえず落ち着いて。ね?あと二組だから。」

 「もう無理!早くして!」

 あー...これは本気でめんどくさい時の姉ちゃんだ...

 「二名様でお待ちの上島さーん。」

 「おおおお!やっとだー!」

 あーはいはい元気のいいこと。


 それからは普通にご飯を頼んで普通にお店を出た。普通すぎるから割愛でいいか。

 「もうそろそろ帰る?姉ちゃんも大学あったから疲れてるでしょ?」

 我ながら気が利きすぎている言葉だ(笑)

 「うーん、そこまで帰りたいなら帰ろっか。」

 あれ?俺そんなこと言ってないよね?...言ってないよね?



・・・・・



 「...と。...きと。」

 ん?なんか呼ばれてる気がする。

 「あきと起きて、降りるよ。」

 ああ、俺知らぬ間に寝てたのか。

 「うん、起こしてくれてありがと。肩つらくなかった?ずっと寄りかかってたけど。」

 「うん。大丈夫だったよ。」

 ああ、普段はあんなんだけどやっぱり姉ちゃんは姉ちゃんだな。

 「あきとの寝顔が身近で見れたから役特だね!」

 前言撤回、いつもの姉ちゃんだった。

 「そういう余計なひと言はいいから!」

 「えー、本当のことだもんー。」

 そういって二人とも笑いながら帰った。

遅れてしまって申し訳ありません!

今回は姉弟デート?を書かせていただきました。

見てくださった方ありがとうございます!

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