赤ずきんちゃんが狼を吹っ飛ばしながらおばあちゃんの家に行くお話
昔々 ―――まあ、それほど昔でもないのですけれども、赤ずきんちゃんという女の子がいましたとさ。
赤ずきんてwwwwちょっwwおまっwwwな、名前で、親のネーミングセンスを疑うところですが、そこは生暖かい目で見過ごしてあげて下さいね。
さて、赤ずきんちゃんは ―――ってこの名前結構長いですね。・・・・よしっ、名前は縮めて、赤ちゃんにしましょう(←ここ笑うところ)。
赤「なんでだよ!赤ちゃんみたいじゃねえか!」
↑赤ちゃん
ぷーっwww自分のこと言ってるwww。
赤「ちげぇよ!生まれたばっかのやつ!言葉がはっきりと言えないやつの・こ・とぉ!」
赤ちゃんは、大変可愛らしい女の子でした
赤「無視すんなよなぁ!」
が、
赤「は?」
少々―――いえ、かなり性格に難がありました。
赤「失礼だな、おい!」
このように男口調で、けんかは近所で一番強く、嗚呼ほら、天国にいるおばあちゃんが泣いています。
赤「ばあちゃんめっちゃ元気だけどな?!ばりばり動いてるけどな?!」
そんなある日。
赤「話しを聞けぇ!」
母親が赤ちゃんに言いました。
母「赤ちゃん、おばあちゃんがまた、走った勢いで谷にダイブして、少しけがをしたらしいの」
↑母親
赤「はぁ、またかよ・・・・。二週間くらい前に、水が今にもあふれ出しそうな川に飛び込んで死にかけたばっかじゃんかよー」
母「それで、お見舞いに行ってきてほしいんだけど」
随分とパワフルなおばあちゃんだと思いますがそれは置いといて、赤ちゃんはおばあちゃんのお見舞いに行くことにしました。
赤「はぁ?行かねーよ」
お見舞いに行くことにしました。
赤「だーかーらー、行かねぇって」
お見舞いに行くことにしましたっ!(つ―;)
赤「・・・・だああぁぁ!!!あーもー行きゃいいんだろ!?行・け・ば!だから泣くな―!!」
男に二言はありませんね(☆彡キラ)
赤「嘘泣きしやがった!後あたしは女だ!!」
赤ちゃんは、母親に葡萄酒の入った瓶を二本とパンケーキ、そして赤ちゃんのお昼ご飯の入った、バスケット(結構重い)を持たされ、家を出発した。
赤「はぁ、面倒くせぇ」
赤ちゃんはそう言うと宙に ―――浮いたああぁぁぁぁ!
衝撃の事実!赤ちゃんは魔法が使えた!!!
赤「うるせ!魔法使っちゃなんかまずいことでもあんのかよ」
物語の設定上地面の上で移動しなければならないのですが・・・・
赤「そのくらいどうにかしろ!!」
・・・・まったく、しょうがないですね。移動シーンを地面移動から、空中移動に変えて差し上げます! そおい!
赤「・・・・そのかけ声どうにかなんねぇか」
赤ちゃんはその後、
狼「ちょっとそこのお嬢ちゃ―――」
↑はいここ重要 テストに出ない!
赤「アー〇パーンチ!!!」
狼「・・・・・ぐはっ(°q°)彡」
時に某ヒーローの必殺技を繰り出したり、
狼「ちょっとそこのお嬢ちゃ―――」
赤「(モグムグ)」
狼「・・・・げふっ(°q°)彡」
時に昼食という癒やしの時間を壊す不届き者を倒し、
赤「ふぅ、休憩しよう」
狼「ちょっとそこのお嬢ちゃ―――」
赤「邪悪な気配!」
狼「・・・・がほっ(°q°)彡」
時にこの世の秩序を乱す悪役を吹き飛ばしながら、
赤「とー着!」
おばあちゃんの家に着きました。
――――――え?もちろん狼なんていませんよ。
赤「ばあちゃん、入るよ―」
お「お、赤か。入った入った」
↑おばあちゃん
赤「ばあちゃんまたなんかやらかしたんだって?」
お「ふん。あれくらい大丈夫じゃ」
赤「はぁ、ばあちゃんもう少し大人しくしてくれよな」
お「大丈夫じゃて。何度言えば分かる」
赤「だから、そんなことしてたら母さんの寿命が―――」
お「はあ。この説教癖は誰に似たんだか」
赤「ばあちゃん聞いてる!?」
まぁ、何とかおばあちゃんと赤ちゃんは、無事に会えましたとさ。
-E
狼「ちょい待てやぁぁぁ!」
-EN
狼「俺の出番は!?」
-END-
狼「終わりやがったぁぁ!」
おもしろかったでしょうか?