第1話 2度目の人生は異世界で
日本の東京に住んでる、なんの変哲もない高校二年生。大学受験を控え、学校の図書館で勉強をしていた。そしたら――「白川天音」から「ルナリア・セレスティア・ルージュ」へと転生した。なお、転生した理由は不明。「白川天音」が生きているのかどうかすらも覚えていない。
私が起きると、ちょうど良いタイミグで綺麗な女の人が部屋に入ってきた。そして、その人は口を開く。
「リナリア様、お誕生日おめでとうございます!お嬢様もこれで無事2歳になりましたね!」
「え?」
とりあえず起きあがろうとしたら自分の手が小さい。視界の端に映ったセミロングくらいの髪の毛白いしさ…
ちょっとどころじゃないくらい混乱しても、おかしくないよね?…まあ気を取り直そう。直せないけどね!これって結局…転生?
で、いいのかな?あってる?まあ仮に転生してるんだったとしてもだよ?
ラノベとかってさ、よくトラックに轢かれてーとか、階段から落ちてーとかがよくある展開だけどさ、私、学校の図書館で勉強してるところまでしか記憶ないんだけどさ、死んでないよね?
……でも、まだ死んでないとしても…今まで頑張ってきた大学受験勉強とか、残してきた家族とか友達とかさ…どうなるのさ。お母さん、元気にしてるかなあ……?大学受験で人生決まるからって、部活もやめて、みんなよりも早く勉強に入ったのに。全部、無駄だったのかな……?
まあ、そんなことを気にしていてもしょうがない。気にせずにはいられないけどさ。ぐすん。というかさ、ここ…どこ?一旦、一旦さ、落ち着いて考えよう。深呼吸して!スーハースーハー。はい。まず、呼ばれた名前が違ったから、白川天音ではない。というと…ほんとに転生なのかな?よくわからんけど。で、言語は……女の人に誕生日祝われた時、言葉がわかったから、日本語?
とりあえず辺りを見回すと、机の上に置いてある絵本が目に入った。
…あの絵本さ、題名が絶対に見たことないような不思議な文字なんだよね。でも、不思議と読める。なんでだろ?
そう思い、とりあえず部屋の中を探検してみようと試みる。
え、待って!今気づいた!窓があるやないか!…カーテン閉まってるけど。とりあえずベッドから飛び降り…たつもりだったけど、思いっきり前に転んだ。不便だな!この体。私が2歳の頃…こんなんやっけ?窓に向かって歩くことが出来るのかすらちょっと怪しいので、一応家具を掴みながら歩いてみる。カーテンを開けるとそこには――
「うわあ〜!!!」
窓の外には、歴史の授業でやったような古代ヨーロッパに似た街並みの景色が広がっていた。
……あれ?ちょっと待てよ?芝生が生えてる広間的なところに立ってる多分10歳ぐらいの子供達…手から、氷や炎を出してる!?もしや……これは魔法?魔法なのか?
――もしかしなくても私、魔法が存在する世界に転生してしまいました!?
窓の外をしばらく眺めてると、あることに気づいた。窓の反射で自分の姿を見ることができるのではないか…と。少し後ずさってみる。すると…ドサッ。
後ろに思いっきりしりもちをついた。そして顔をあげるとーー碧色の大きな瞳に、青いまつ毛。小さい口に、セミロングの白髪の超絶美少女と目が合う。その女の子は、目を輝かせていて、華奢で長い手足。
完璧じゃないですか……ちょっとこのままでもいいかなって思っちゃったもん。でも――でも、私は、元の世界にもどりたい。友達も家族も置いてきた。大好きだった部活までやめて、こんなに勉強する人いるのかって思うぐらい勉強した。
それにまだ、私は――白川天音は死んでないかもしれないからね!なぜそう思ったのかって?だってさ、覚えてないんだよ?記憶が曖昧だからいまいち分かんないけど、まだ死んでない可能性だってないことはない!…と思うけど……
まあとりあえず、第一目標!「一人で行動できる年齢まで生き延びて、元の世界に戻る方法を探す」
そうだなあ……まあ、まずは12歳?小学校卒業の年齢まで生き延びれるようにがんばろっかな!
――私はなぜ、こんなに簡単に言ってしまったのか。この時の私は、未来で後悔することを知らずに、まだ見ぬ新しい世界への興味と感心で胸を高鳴らせていた。
こんにちは、くりーむそーだ。です。自分に文才を感じることはないけれど小説を書いてみたくなり、始めてみた次第でございます。少々怪しいところや、誤字脱字などが見つかることはあるとは思いますが、暖かく見守ってくだされば幸いです。




