冒険者登録と投げナイフ
2話目です、誤字や脱字、改善点があれば教えて下さい。
光の奔流がやんだ後目を開けると広場のような場所に立っていた、周りを見渡すと八百屋、八百屋、また八百屋....やっぱ野菜の国だわこれ。まず冒険者ギルドなる場所に行ったほうがいいらしい、場所を周りの人に聞いてみよう。
「すみません、冒険者ギルドってどこにありますか?」近くのプレイヤーに聞いてみる。
「ここを真っすぐ進んだ後右に曲がればありますよ」なるほど、んじゃ行くか。
「ありがとうございました」礼を言って先に進む、言われたとおりに進むと冒険者ギルドと書かれた看板のついた建物を発見した、サイズは少し大きめの一軒家ほどの大きさで少し古い印象を受ける。
中に入るとそこにはかなりの数の人がいた、だいたいプレイヤー7割NPC3割位に見える、ちなみにプレイヤーは上にネームが出るので判断が簡単だ、周りを見るといかにもな掲示板と買い取りや登録、クエスト受理などと書かれた受付がある、俺はまっさきに登録の受付へ進む。
「すみません登録をしたいのですが」
「おお、にいちゃんその歳で冒険者になるのかい、ってなんだプレイヤーってやつかよ、そりゃその歳でも来るわけだ」目の前のおっさんが言う。
「失礼な、確かに老けているかもしれんがこれでも30だ、そういうあんたこそおっさんじゃねえか」ついムッとして言い返す。
「俺はこの見た目で28だぞ」なん..だと...このおっさんが年下だなんて到底思えな「嘘だけどな」
「殴っていいかな?」
「いいとも」
「キイエェェェェ!」スカッ「アァァァァァァァ」普通に外したわ。
「落ち着いたか?」
「誰のせいだと思ってる」
「最初に突っ掛かってきたお前のせい」
「ぐうの音も出ねえ」
「ところで確か登録の話だったよな、んじゃこれに手をかざしてくれ」と言いながら出てきたのは小型のコピー機のようなもの。
「手をかざせばいいんだな?」と言いつつ手をかざす、するとカードのようなものが、、、ってやっぱコピー機かよ!
「これがないと冒険者を名乗れないから失くさないように気をつけろよ!」とさっき出てきたカードのようなものを手渡される
「それは冒険者カードってもんだ、ある程度クエストをこなしたら昇格するからその時も出してくれ」
「昇格?」疑問になって聞いてみる。
「ああ、まずはそこからか。前提として冒険者にはランクってもんがあるんだが下からブロンズ、アイアン、シルバー、ゴールド、プラチナ、そしてオブシディアンだ、自分の階級のクエストを規定回数行うと昇格クエストなるもんが受けられる、注意点だがこの昇格クエストは2週間に一回しか受けられない、そしてあまりにも素行が悪いようだと降格処分が下る場合がある、それはプレイヤーでも同様だ。」
「現状オブシディアン級は何人いるんだ?」
「一つの国に付き一人で合計4人だ」
「クエストの種類は?」
「討伐、採集、フリーの3つだ、フリーは具体的に言うと、手伝いみたいなもんだな」
「わかった、んじゃ俺はもう行くよ、ところで投げナイフが売っている場所を知らないか?」
「ここを出て右に真っすぐ行ったところにジャックの雑貨屋ってところがあるからそこがいいぞ、ジョーって名前を出せば対応も変わるだろうしな」
「ジョーってのはあんたか?」
「逆に聞こう、他人の名前を普通出すか?」
「それもそうだな、んじゃ行ってみるよ」と言いつつ外に出る。
「おう、また来いよ」そんな声が後ろから聞こえる。
外に出て右に20メートルくらい行くとジャックの雑貨屋と書かれた看板のついた建物があった。
中に入ってこういう「すみませーん、ジョーさんの紹介で来ました、投げナイフってありますか?」
「なんだ、あいつの紹介か、ちょっとついてきな、奥にある」そういう声が聞こえた後、奥の方から細めの人が出てくる、言われたとおりついて行くと武器庫の様になっている。ちなみに投げナイフにした理由はかっこいいからである「ほら、これだ」と言われふと目の前を見ると投げナイフがあった。
「何円ですか?」
「円というのはわからないが十本で10コインだよ」どうやらこの世界の通貨はコインというらしい、手抜きだな。インベントリを確認してみると初期費用なのか100コイン入っている、10コインだけ取り出し渡す。
「きっかり10コイン、それじゃ取引成立だな、性能は<鑑定>スキルで見な」
ん?鑑定スキル?「なんですかそのスキル」
「まさかあんたプレイヤーなのに鑑定スキルを持ってないのか!?」
「まぁ、必須なんですか?」
「あんな誰でも持っているようなものを持っていないとは、まあいいか、これをやるよ」
いきなりそう告げられると同時に巻物のようなものを渡される。
「これは?」
「スキルスクロールだ、使えばスキルを覚えられる。それは鑑定のスクロールだよ、誰も買わないから在庫処分とでも思ってくれ」
手で持つとウィンドウが現れる
<鑑定のスキルスクロールを使用しますか? yes/no>
迷わずyesを選択する。するとスクロールが空に浮き広がると溶けるように消える、ステータスを確認するとたしかに鑑定スキルがある。
「鑑定」そう言うと目の前にウィンドウが出てくる。
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投げナイフ 品質:6 レア度:レア
かなり高品質な投げナイフ、頑丈で軽く投げるのに適している
耐久:150/150
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「このレア度というのは?」
「文字通りだよ、下からコモン、レア、エピック、レジェンダリーになる」
なるほど、とりあえずこれでいいな。
「わかりました、ありがとうございました」そう言って外に出る。
これでとりあえずの準備はできた、ただ時間が時間だから明日やろう!そう考えながら俺はログアウトした。
色々と勢いで書いていたところもありますので設定がガバガバだったりしますがそういうところはご指摘お願いします