柴犬風どうぶつ小説『タマテバコの使い方』
柴犬さまの作風を物真似したどうぶつ小説?です。
柴犬さまからは草を生やしながら許可をいただいております。
俺は猫を飼っている。
俺の名前は柴犬だ。
柴犬なのに猫を飼っている。
おいおい
それでいいのか?
そんな気がしたが、かわいいからいいとする。
そんな俺がアフリカへ一人旅に出たのは
自分を磨き、自分の強さを試すためだった。
立ち寄った町で、いきなり魔女みたいな婆さんからこんなことを言われた。
「おまえさん、どうぶつの試練を潜りに来なさったね?」
「びやあああっ?」
いきなり眼前に現れた老婆にびっくりしたのだ。
しかしどうぶつの試練とは?
なんだろう。
気になる。
どうぶつはかわいいものだ。
どうぶつの試練だとっ?
それはどんなものだ?
わけのわからなさに、俺は思わずシバケンサンバを踊り出しそうになった。
シーバー
シーバー
オレオレオレオレ
シバケンサーンバ
踊ってしまった。
恥ずかしい……。
ちなみに
あの曲とは違うからね。
替え歌じゃないって。
本当にWWWW
とりあえず……
どうぶつの試練とはなんだ。
それはどんなものだ。
その前に
タイトルにあるタマテバコの回収しなきゃなぁ……。
どうしよう。
うーん……。
サバンナのど真ん中に真っ黒な洋館を見つけた。
ベトナム人の青年でも住んでいそうな洋館だ。
そこで俺は見つけた。
これ……
……は?
一体……
何だっ?
それは浦島太郎の物語に出てくるような、黒い漆塗りの重箱だった。
「これを開けたら何が起こるんだ?」
「もしかして……これが、どうぶつの試練というやつなのか?」
「ここまで何文字?」
「……まだ588文字だとっ!?」
どんどん長くなる。
どんどん縦長に……
タマテバコを開けてみると、中にはチワワより少し小さいぐらいの……
どうぶつがいた
こっ、これは……
ナックン!
ナックンかわいいWWWWW
はっ?
こんなことをしてちゃ物語が進まないっ!
「おまえさんは既に終わってるよ」
老婆にそう言われ、気がついた。
俺は川の中にいる。
あったかい……。
外は結構、寒かったのに……。
まるで春のようでした。
その川の水は、まるで春のようでした。
それがいわゆる三途の川だということに
気づいたのは病院のベッドの上で
俺は目覚めた。
おいおい……
白いよ、ひげが……
俺、おじいちゃんになっちゃったよ……
さすがはタマテバコだなWWWWWWW
白いおひげのフェレットになっちゃったWWWWW
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