休憩です
しばらく休憩いたします。
自分が自分でなくなりそうなので……。
自分を取り戻す旅に……は出ないけど、自分の作品を書くほうに戻ります。
では、物真似した方々のご紹介&物真似してみての感想を……。
・椎名ユズキ様
スコッパーとしても活躍されてらっしゃる、可愛くてほのぼのする作品を書かれる方です。
物真似は今までで一番楽でした。楽というと失礼な感じがするかもしれませんが、何しろ短くて、台詞だけでよかったので。
シイナ仲間ですし、他の作者さんの紹介やレビューをとにかく精力的にされてらっしゃる方なので、是非物真似をして逆レビュー?みたいなことをしてみたかったです。
・一布さま
構想を練るのに苦労しました。何をやれば一布さんらしくなるのかは簡単(笑)でしたが、相性が悪かったというか。
何しろ丁寧で緻密な文章を書かれる方ですので、せっかちな文章の私とは正反対。しかも私には書けない復讐モノ。
うーん、これは……。復讐対象を人間ではないものにするしか……。心を縛るXXX? 縛るといえば、タコ糸……。タコ糸で縛るといえば……あっ!
そしてお料理小説となりました。
一布さんといえば、おっぱい。そして作品内と素の語り口の凄まじいギャップ。そしてキャラ名、復讐。これらさえ入れとけば……よし、勝った!(๑•̀ㅂ•́)و✧
仕事の忙しさ等もあって時間はかかりましたが、自信作出来上がりました。
もちろん硬質な社会派っぷりまでは無理でしたが、そこはノリで誤魔化せたように思います。
・愛猫家奴隷乙さま
絶対これ、苦労するぞ〜……とか思ってたらあまりにもスラスラ書けました。車の運転中に次から次から書きたいことが浮かんで来て、それが消えないうちに車を停めて書いちゃいました。
テキトーな嘘知識を入れながら、論調だけ真似して。上から目線で語りながらも鷹揚に、優しく。
恐竜とか義務教育とか、過去の愛猫家さまのエッセイからお題をパクって来て。
書いてて楽しく、気持ちよかったです。自分が頭のいい人になれたような気分になれました。
ひだにゃんに次いで書きやすかったかも? やっぱり個性が強く、なりきりワードの多い方の物真似は、とっかかりやすくて楽しかったです。
・那戯さま
乙女ゲームのヒロインに転生した連載作品『真面目だった転生ヒロインが<死に戻りを繰り返す内に、チートルート&逆ハーレムルートに突入し、攻略対象者に攻略方法を教えてもらうまで>の過程』をパロってみました。
ちなみにこの作品、タイトルがころころ変わってます(笑)
オリジナルのイケメン達はこんなんじゃないですよ? 彼らをとにかく変態にしてみたくて書きはじめたのですが、何しろ一作長くて千文字ちょっとと決めているので、尺が足りずに描ききれませんでした。
那戯さまの匂い立つような文章を真似するのは最初から無理と諦めていたので、「━━━━」とか形だけ真似してみました。
今までの中で一番荒唐無稽になったと思っていますが、苦労はしましたよ。
>雛宇いはみ様
台湾の方で、TSモノの権威でいらっしゃいます。とにかく平和で可愛らしい、そして非常に設定に凝ったものを書かれていらっしゃいます。
日本語ネイティブではないので時にカタコトが目立つことはありますが、私が中国語で小説を書けと言われても、『有一天,……』で固まること間違いなし。自国のではない言語で立派に小説が書けるって凄いことですよ。
何よりそのたどたどしさを感じさせない日本語で書かれた小説の中に、日本人のセンスではなかなか出せない味わいがあるのがたまらないです。
物真似は楽しかったです。でも私はTSに詳しくないので、その要素を入れるだけにとどめました。殺伐とした展開にしがちな自分を抑え、ほのぼのに徹するのはむしろ快感でした。
ちなみにキャラの名前は台湾関係のものからつけてみました。日月は『日月潭』、太陽は『太陽餅』、淡水はそのまんま観光名所の『淡水』です。
・空野奏多さま
本当はもっと早くやりたかったのですが、お仕事忙しいらしく、なかなか物真似OKの返信を頂くことが出来ず、こんなに後になってしまいました。
私はこの方のことを『なろう』に舞い降りた大天使様だと思っております。後光が見える。
物真似はとっっっても! ……無理でした(^o^;
人間が天使の真似をするようなもの。ただの石がダイヤモンドの真似をするようなもの。輝いてない人がどうして輝きを真似ることなど出来ましょうか!?
空野様のエッセイを丸々コピペして、参照しながら参照しながら、何度もストップしては書き進めましたが、途中で何度も挫折しかけました。
私は星花愛さんを『物真似無理枠』に入れていますが、これも無理枠だったかも……。本人に憑依しても本人に似ることは出来ない勢い。
形だけすら真似ることが出来なかった……。
エッセイ3本目だけど、なりきりワードはあっても、ひだにゃんや愛猫家さんに比べるとあそこまでの個性というかアクの強さ(失礼)はない。それなのにご本人様のエッセイを見ると、間違いなく個性があるんです。
私は文章を読んで『声が聞こえる』ということはあまりないんですが、この方の文章を読むととても美しい声が聞こえるんです。美しくて、しかし親しみやすいような。
自分の物真似を読み返してもその声が聞こえません。完全敗北を認めます。
さて、長い休憩になると思います。
物真似してみたい作者さんはまだまだおられますが、アイデアが浮かびません。
休憩している間に新たに知って、物真似してみたくなる作者さんも増えることと思います。
それでは、またいつか、お会いいたしましょう。 ぽんっ。




