表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/162

5-2 サウナーな女

「ちゃんとサウナもあるじゃない」


 化粧を落とし、体も洗った瑠美はサウナに直行した。


(これで準備よし!初めは最低八分)


 瑠美は無類のサウナ好き、いわゆるサウナーだった。


 サウナの中段に座り、別に見たくもないテレビ画面に目をやっていると、赤い服を着た店員が入ってきた。見た目の年齢は自分と同じくらいで、長い髪を後ろで束ねた細身の女性だった。


 その店員は、瑠美の近くに来ると、笑顔で話しかけてきた。


「お客様、本日はお食事処のドリンク一杯無料だそうですよ。ぜひ寄ってみてくださいね」


 こんな喉カラカラのサウナの中で、無料ドリンクの話を聞いて、行かない人間がいるだろうか。


 風呂から上がった瑠美はお食事処三途砂(サントス)に直行した。


「グレーフフレーツジュースです」


 ジュースを持ってきたのは、先程の店員だった。


「私、お客様のお悩みを担当いたします梢女と申します。こちらに座ってもよろしいでしょうか」


 瑠美がよく分からないまま頷くと、女性は一礼してから、瑠美の前に腰かけた。


「お客様、サウナはいかがでした?」


(なんだ。相談ってただのお風呂のアンケート?大げさね)

「ちょうどいい温度でしたよ。綺麗でしたし」


「そうですか。それではリラックスしていただけたのですね」


「ええー、まあ……」


「ではお話いただけますか?お客様のお悩みを」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ