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最強竜種に転せ...竜種が最弱!?  作者: 林十-りんと-
第三章 冒険
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二十二話 中級

 海だ。飛べるが泳げない。ここは魔物と出会えなくても飛んでいくしかないか。


 なんて思っている時がありました。今はクラーケンと戦闘中。眠気と戦いながら飛んでいると、突然下から足が伸びてきたんだ。だから、油断して、最初は捕まったよね。でもスパークで逃げ出した。それだけで倒れることはなく、寧ろピンピンしていたクラーケン。対してヌメッとする自身の身体。気持ち悪い。

 ホーリーアローで攻撃するも、海水が邪魔して威力が落ちる。もしくは、足で絡めとられて防がれる。俺も攻撃は全部避けてるから、お互いに上手く攻撃を当てられていない。だったらと思い、サンダープリズンでクラーケンを捕まえて空中に引き上げた。これで足を上手く動かせない。呼吸は…知らない。どうでも良い。シャイニングアローっと。クラーケンが大きな悲鳴を上げて倒れた。レベルが三つ上がった。やったね!

 早く身体のヌメリを落とそう。ウォーターボールで身体を洗う。そして、ウィンドで身体を乾かした。


 さて、そのまま真っ直ぐ進む俺。陸が見えてきた。結局、クラーケン以外は弱かった。シャークにウォータースライム、セイレーンなどなど。セイレーンは俺に向かって歌ってきたから、ホーリーアローで一撃で倒した。強かったんだろう、レベルが二つ上がった。他は合計で一つしか上がらなかった。因みに二日くらい飛び続けているが、気を張っているからか眠くならない。体力が少し減ったくらいだ。

 陸に着いたが、ここは陸でなく、崖かな。上は何もない、乾燥した平地。何だろうと思い見渡していると、横穴があった。ライトで照らして中に入ってみる。暫く進むと開けた空間があって、向こう側に更に道があった。ただその空間には電気をバチバチとさせている大きな蜘蛛の姿があった。中級の魔物だ。初めて出会った。対して俺は上級だ。有利なはず。

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