法を知らない政治家
掲載日:2020/09/16
いまどき、立法する政治家が法を熟知していると思っている人はいないだろう。
新総理には色々な話がでてくるが、どうもせっかちなようだ。法治国家なのだから規制改革をしようとしたら、法を変えてからとか、整合を取ってからとか、手順というものが必要だ。しかし、どうも彼は功を焦るあまり、手順無視の話が絶えない。
ふるさと納税、検事長定年、党交付金やIRにしても、問題の発端は彼が手順を無視して結果だけを求めたという話に行き当たる。前総理は自分で決めずに法に詳しい事務次官の意見で動いていたらしいが、新総理は自分で政策を決めていきそうだ。
それ自体は、悪いことではないが、結果を急ぐあまり、法を無視しそうで怖い。
さらに悪いことに、役人に解決策を考えさせようとするようだ。彼等は政治家ではない。他の省庁に首を突っ込むような解決の段取りはできない。それを考えるブレーンが彼にいるかと見ると、現状はおそらくいない。
噂が本当なら、改革はできないか、法を無視して行なうかのどちらかになりかねない。




