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プロローグ

これはまだ日常が普通の日常であった日。そう、その日が普通の最後になるなんて、自分の運命が変わるなんて少しも考えていなかった日。


これから先に起こる出来事を何も考えずに願ってしまった日。


その先に待っている試練など何も考えずに願ってしまった日…。


2030年1月1日。舞台は東京都から始まった…。


2029年東京都文京区新井町に住む 萩原海斗18才。


海斗は勇者になりたいと望んでいた。 勿論、ゲームでもないのだから


勇者などこの日本に存在するはずがない、いつもいつも海斗は勇者に


憧れを抱いていた。


自分がこの世界を救う勇者になれればと、この世界の英雄になれたらと


いつもいつもそこらじゅうのゲームを買い ゲームの世界の勇者となっ


てゲームの世界を救うという変わらない日常を過ごしていた。


勇者になっても、それはしょせんゲームの中の勇者であり本当の自分


ではない。いつもいつもそのゲームだけの勇者と言う肩書きに満足


できないまま一日一日を過ごしていた。


そして、12月31日。 大晦日だからといって日常は変わらず、仮初めの


勇者となり世界を救っていた、明日は新年だから年越しの時間を起きて


過ごしたかったので遅く寝ようと思っていた、そして、11時55分、


年が変わるまで後5分と言うところである異変に気づいた。


部屋にある時計が動かなくなってしまったのだ。


電池が切れたのか、と確かめようとしたときに自分にも異変が


起きていることに気づいた、体が指の一本たりとも動かせないのだ。


その時僕の目の前に何かが現れた。


この地球上の何者とも言えないものであった。


ただ、僕は知っていた。これが何者なのかを。この人が何者かを。


この人は勇者なんだ。この世界にいるはずのない勇者だったんだ。


その勇者は男とも女とも判別がつかない声で僕にいった。


「お前の願いを叶えてやろう」


僕にそういったんだ。僕はその状態で何も考えることができなかった。


なぜなら恐怖という心があったからだ。今の情況を整理していた。


ただそれより先に僕は勇者の言葉を思い出した。


願いを叶えてくれると、


僕の願いはただひとつ、勇者になることだった、勇者となりこの世界を


救うことだった。


僕は願ってしまったんだ、その勇者に、


「自分を勇者にしてくれと」


その時は何も考えることができなかった。


勇者になれるという喜びしかなかったのだ。


何も考えられなかった、勇者になるとはどう言うことか、


世界を救うと言うのはどう言うことだったのか。


いつの間にか眠りに落ち、年が変わった、2030年1月1日朝六時


海斗は目が覚めた。


「何だ、昨日のは夢だったのか、あーあ、いつか勇者になれたらな」


起きて部屋を出たその時、今までとはまったく違う世界が前にあった。


目の前にモンスターがいた、そいつは僕を襲ってきた、僕は何とかその


モンスターを近くにあった物を叩きつけて消滅させた。


そのときに気づいた、昨日のは夢じゃなかったこと。


これから勇者という存在に自分がなったこと。


勇者の重み今初めて知った…












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