後ろ向き人生
散文詩みたいな感じで。
感情とはなかなかに御しがたいものなのだ。時として我を失うほどに振りまわされるその感情の中に生きる。
振りまわされ、喜びのあまり有頂天となり、人を見下し、怒りのあまり他人を傷つける。
そうして後々いたずらに、過去を思い煩うのだ。
基本的には後ろ向きに生きているのです。
だからこそ過去にこだわるのです。
後悔し、悩み、また感情に振りまわされ抑え込み、悶え、苦しむ。
自分でも自分が何がやりたいのか、わからない。だから解ろうとして過去に手がかりを求めてこだわり悩む。
そうしてやっぱり、後ろ向きに生きて行く。
自分のしたことはきっと報われないだろう。
日々、そう考えて。