第1章: 俺の下着改革が部室で始まるなんて!
部室での初活動とキャラクターの掘り下げ
下着改革部に無理やり入部させられた俺、佐藤悠斗は、翌日、放課後の部室に呼び出された。部室は校舎の裏手にあるボロいプレハブ小屋で、ドアを開けた瞬間、埃っぽい匂いとカビ臭さが鼻をついた。少し湿った空気が肌にまとわりつく感じがして、思わず顔をしかめる。部室の中は古い机と椅子が雑然と置かれ、窓の近くにはカーテンがカビ臭い匂いを放っている。俺の汗臭い匂いが、部室の空気と混ざってさらに重い雰囲気を作り出す。
部室に入ると、すでに麗華が仁王立ちで待っていた。彼女の黒髪ロングは高いポニーテールにまとめられ、風紀委員長らしい凛とした雰囲気が漂っている。紺ブレザーをピシッと着こなす姿は完璧そのもの。肌は白く、陶器のように滑らかで、頬にはほんのり自然な赤みが差している。彼女の近くに立つと、ほのかにフローラル系のシャンプーの香りが漂ってくる。昨日、彼女のスカートがめくれて純白パンツが見えた時の顔を思い出すと、ちょっと可愛い……って、んなこと考えてる場合じゃない!
「お前、遅いぞ! 風紀委員長兼部長である私の時間を無駄にする気か!」
「いや、遅刻したわけじゃないだろ! まだ5分前だぞ!」
「5分前は遅刻と同じだ! 時間厳守は風紀の基本だ!」
「そんなルール聞いたことねえよ! てか、この部活自体がルール無視の塊みたいなもんだろ!」
麗華がムッとした顔で俺を睨む。彼女のフローラルな香りが、部室の埃っぽい匂いと混ざって、妙な空気を作り出す。彼女って、完璧主義で厳格だけど、実は人見知りなんじゃないか? 昨日、俺が冤罪で下着泥棒扱いされた時も、最初はめっちゃ怖かったけど、顔を真っ赤にして「死刑だ!」って叫んでた姿を見ると、意外と不器用な一面がある気がする。
そこへ、愛梨がニヤニヤしながら入ってきた。愛梨は金髪をゆるく巻いたロングヘアで、ギャルらしい派手なメイクが特徴。スカートは校則ギリギリの短さで、ネイルやアクセサリーがキラキラしてる。肌は軽く日焼けした小麦色で、ギャル特有のツヤ感がある。首筋には汗が光り、自信満々な立ち姿が彼女の存在感を際立たせている。彼女が近づくと、甘いバニラ系の香水の匂いがふわっと漂ってくる。彼女はいつも明るく振る舞ってるけど、友達がいないって噂だ。ノーパンで学校に来るような大胆さの裏に、何か寂しさを隠してるんじゃないか……?
「ねえ、麗華ちゃん、佐藤って意外と口答えするタイプだね。あたし、こういう男嫌いじゃないよ? ねえ、佐藤、あたしのパンツまだ返してくれないの?」
「だから俺が盗んでないって何度言えば分かるんだ! てか、愛梨、今日もノーパンなのか!?」
「うん、だってまだパンツ見つからないし? 仕方ないよね。ノーパンでもあたし可愛いから問題ないけど?」
「問題しかないだろ! 風紀委員長がいる前で何言ってんだ!」
愛梨がクスクス笑う。彼女のバニラ系の香水が、部室の埃っぽい匂いと混ざって、なんだか妙な空気を作り出す。彼女の挑発的な態度、最初はただのギャルっぽいノリかと思ってたけど、よく見ると俺の反応を楽しんでるだけっぽい。もしかして、こうやって絡むことでしか人と関われないタイプなのか? ノーパンなのも、注目されたいっていう寂しさの裏返しだったりして……。いやいや、俺、何でこんな深読みしてるんだよ!
麗華が顔を真っ赤にして愛梨に詰め寄る。
「愛梨! お前、今日もノーパンだと!? 昨日退学にすると言ったはずだ!」
「えー、でも退学ってあたしのせいじゃないよね? パンツ盗まれたのはあたしが被害者だし。麗華ちゃん、ちゃんと犯人捕まえてよ!」
「だからこうやって下着改革部を立ち上げたんだ! 佐藤が犯人かどうかは置いといて、学園全体の下着ルールを改革すれば、こんな事件は二度と起こらない!」
「いや、俺が犯人じゃないって部分、置いとくのやめてくれ! 冤罪だろ!」
その時、部室のドアがそっと開いた。そこに現れたのは、俺の幼馴染でクラスメイトの美咲だ。美咲は肩まで伸びる黒髪に、優しい雰囲気の癒し系。セーラー服の赤いスカーフが清楚さを引き立てる。肌は色白で、柔らかそうな質感。頬にはほんのりピンクが差していて、恥ずかしがり屋な一面が垣間見える。彼女が近づくと、ほのかに石鹸の清潔な匂いが漂ってくる。彼女はいつもおっとりしてるけど、俺のことを気にかけてくれる優しい子だ。
「ゆ、悠斗くん……私も、この部活に入りたいんだけど……いいかな?」
「美咲!? お前、なんでここに!? てか、この部活に入るってどういうことだよ!」
「えっと……私、悠斗くんが下着泥棒って噂になってるって聞いて……。でも、悠斗くんがそんなことするわけないって信じてるから……一緒に犯人探ししたいなって……」
美咲が恥ずかしそうに言う。彼女の優しい目が、俺を見て少し潤んでいる。美咲って、昔からこうやって俺を支えてくれるよな。幼馴染として当たり前だと思ってたけど、彼女の優しさって、実はすごいことなんじゃないか? 俺、もっとちゃんと美咲と向き合わなきゃダメだ。彼女の石鹸の匂いが、部室の埃っぽさを少し和らげてくれる。
麗華が目を輝かせて反応した。
「素晴らしい! 美咲、よく言った! お前も下着改革部の部員として認めよう!」
「いや、勝手に認めないでくれ! 美咲、こんな部活入ったらダメだ! 青春が台無しになるぞ!」
「でも、悠斗くんと一緒なら……私、頑張れるよ。ねえ、私も試作品作るの手伝うね……」
美咲が優しく微笑む。彼女の色白な肌が、部室の薄暗い照明でほんのり輝いて見える。俺はなんだかドキッとしてしまう。……いやいや、俺、何考えてんだよ! 美咲は幼馴染だぞ!
試作品作りと部室での日常
麗華が机の上にドサッと分厚い資料を置いた。表紙には「下着改革部活動計画書」とデカデカと書かれている。資料をめくるたびに、紙の匂いとインクの香りがふわっと漂ってくる。……何だこれ、めっちゃ本気じゃん。
「まずは学園の下着ルールを見直す! 現在の制服の下に履く下着は、自由すぎるが故に秩序が乱れている! そこで、私が提案する新ルールはこれだ!」
麗華が資料をめくると、そこには「制服の下にセクシー下着を義務化!」と書かれたページが。……は? セクシー下着? 義務化? 俺の頭が一瞬フリーズした。
「ちょっと待て! セクシー下着って何だよ! てか、風紀委員長がそんなルール作っていいのか!?」
「いい質問だ、佐藤! セクシー下着を義務化することで、女生徒の意識が向上し、下着を大切にする心が育つ! 結果、下着泥棒のような事件は減るはずだ!」
「いや、減るわけないだろ! むしろ増えるだろ! セクシー下着なんて履いたら、もっと狙われるに決まってる!」
「ふむ、確かにその可能性もあるな……。よし、佐藤、お前が試作品を作れ!」
「試作品!? 俺が!? 何で俺がセクシー下着作るんだよ!」
「下僕なんだから当然だろ! 私の命令は絶対だ!」
麗華がドヤ顔で言う。彼女のフローラルなシャンプーの香りが、部室の埃っぽい匂いと混ざって、なんだか妙な空気を作り出す。普段は厳格な彼女だけど、こういう無茶ぶりをする時の目はキラキラしてる。もしかして、麗華って、こういうカオスな状況を楽しんでるんじゃないか?
愛梨がニヤニヤしながら絡む。
「ねえ、佐藤、あたしが試着モデルになってあげよっか? あたし、ノーパンだからすぐ履けるよ?」
「やめてくれ! ノーパンって言うな! 俺の精神が持たない!」
美咲がそっと言う。
「悠斗くん……私、裁縫なら少しできるよ。家庭科の授業で、簡単なものなら作れるから……手伝うね」
「美咲、助かる! でも、セクシー下着って……お前、大丈夫なのか?」
「う、うん……。私、悠斗くんのためなら頑張れるよ。……それに、私も、ちょっと可愛い下着、着てみたいかも……」
美咲が顔を真っ赤にして呟く。……何!? 美咲、こんなこと言うタイプだったっけ!? 俺が驚いていると、愛梨がニヤリと笑って美咲に絡む。
「へー、美咲ちゃん、意外と大胆だね。あたし、ノーパンだけど、そういうの嫌いじゃないよ? ねえ、佐藤、美咲ちゃんの下着、試着させてみたら?」
「試着って何だよ! やめてくれ! 俺、そんな趣味ねえよ!」
「ふーん、でもさ、あたしがノーパンなの見て、顔赤くしてたよね? 佐藤って、意外とスケベだよね?」
「スケベじゃねえ! お前がノーパンなのが悪いんだろ!」
麗華が再び話を仕切り直す。
「黙れ、佐藤! 愛梨もノーパンの話は禁止だ! いいか、試作品のコンセプトは『秩序とセクシーの融合』だ! まずは素材選びから始めるぞ!」
素材選びと部員たちの関係性
麗華が部室の隅から取り出したのは、大量の布と裁縫道具。布を開けるたびに、ほのかに新しい布の匂いが漂ってくる。ピンクのサテン生地、黒のレース、白いコットン……。俺にはどれも同じに見えるけど、麗華は「このピンクは秩序に欠ける!」とか「このレースはセクシーすぎる!」とか真剣に悩んでる。彼女の白い肌が、夕陽の光でほんのりオレンジに染まっている。
愛梨がピンクのサテン生地を手に取る。彼女の小麦色の肌が、ピンクの布と対照的で、ギャルっぽさが際立つ。彼女のバニラ系の香水が、布の匂いと混ざって、部室に甘い空気を漂わせる。
「ねえ、麗華ちゃん、このピンク、いいんじゃない? あたし、ノーパンだから透けても平気だけど?」
「ノーパンだからって何でも許されると思うな! 透ける素材は却下だ! 風紀が乱れる!」
「えー、でもセクシーって言ったの麗華ちゃんだよね? あたし、ノーパンでもセクシーって評判だから、試してみようよ!」
「試すな! お前は黙ってろ!」
麗華と愛梨が言い争う中、美咲がそっと俺に近づいてきた。
「悠斗くん……この白いコットン、柔らかくて良さそうじゃない? 私、こういうの好きだな……」
美咲が手に持つのは、シンプルな白いコットン生地。確かに柔らかそうで、ちょっと清楚な感じがする。布からほのかに洗剤の爽やかな匂いが漂ってくる。美咲って、こういう繊細なセンス持ってるんだな。幼馴染として知ってるつもりだったけど、俺、彼女のことちゃんと見てなかったのかもしれない。
「うん、いいと思う。美咲、センスいいな」
「え、そ、そうかな? えへへ、ありがとう、悠斗くん……」
美咲が照れ笑いする。彼女の色白な肌が、夕陽でほんのりピンクに染まる。彼女の石鹸の匂いが、部室の埃っぽさを少し和らげてくれる。俺はまたドキッとしてしまう。……いやいや、俺、何考えてんだよ!