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僕の下着革命は友達が少ない  作者: 常陸之介寛浩


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第16章: 俺の部活がエッチな試作品展示とラッキースケベで熱く燃えるなんて!(続き)

 展示イベントの後半と新たなラッキースケベ

 体育館の展示イベントはさらに盛り上がりを見せていた。生徒や保護者がブースを訪れ、下着改革部の試作品『魂の籠もった熱いエロ精神~禁断の誘惑Part2』に注目が集まっている。試作品は黒いシフォン生地に深紅のレースが映える、大胆で誘惑的な勝負下着で、透け感のある素材とカットアウト部分がエッチな雰囲気を強調している。体育館の床からはゴムと汗の匂いが漂い、校庭から漂う焼きそばやたこ焼きの香ばしい匂いが混ざり合う。秋の陽光が窓から差し込み、体育館を明るく照らしている。

 俺、佐藤悠斗はブースの前で試作品の説明をしながら、客引きを手伝っていた。俺は平凡な高校生そのもの。黒髪短髪で、顔立ちも特に目立つところはない。身長は平均的で、今日は制服の白シャツと紺ズボン。肌は少し日に焼けた健康的な色合いで、展示イベントの準備で汗ばみ、腕には汗のツヤが光る。実家は茨城の田舎にある豪商・佐藤家の本宅で、裕福な家庭に育ったが、田舎すぎて通学が大変だった。そのため両親が水戸市にマンションを建ててくれ、俺と妹の彩花はそこで二人暮らしだ。俺の汗臭い匂いが、体育館のゴムの匂いと混ざり合う。

 藤原先生のラッキースケベで動揺したばかりの俺だったが、なんとか気持ちを切り替えてブースの運営に集中しようとしていた。麗華がブースの前で客引きを続ける。彼女の黒髪ロングは高いポニーテールにまとめられ、風紀委員長らしい凛とした雰囲気が漂っている。制服の紺ブレザーをピシッと着こなし、肌は白く、陶器のように滑らかで、頬にはほんのり自然な赤みが差している。彼女のフローラル系のシャンプーの香りが、体育館の匂いと混ざり合う。

「下着改革部のブースへようこそ! 魂の籠もった熱いエロ精神を込めた試作品をご覧ください! 風紀を守るための革命です!」

「麗華、めっちゃ張り切ってるな……。でも、こんなエッチな試作品、みんなに見られるの恥ずかしいんだけど……」

 愛梨がニヤニヤしながら絡む。愛梨は金髪をゆるく巻いたロングヘアで、ギャルらしい派手なメイクが特徴。制服のスカートは校則ギリギリの短さで、ネイルやアクセサリーがキラキラしてる。肌は軽く日焼けした小麦色で、ギャル特有のツヤ感がある。首筋には汗が光り、彼女のバニラ系の香水が体育館の空気と混ざり合う。

「ねえ、佐藤、先生のパンツ見て顔赤くしてたよね? あたし、ノーパンだけど、もっとセクシーな試作品履いて目立っちゃおうかな?」

「ノーパンって言うな! てか、愛梨、マネキンに履かせてるんだから、お前が履く必要ねえだろ!」

 美咲がそっと試作品のディスプレイを調整する。美咲は肩まで伸びる黒髪に、優しい雰囲気の癒し系。セーラー服の赤いスカーフが清楚さを引き立てる。肌は色白で、柔らかそうな質感。頬にはほんのりピンクが差していて、彼女の石鹸の清潔な匂いが漂う。

「悠斗くん……試作品、みんなに見てもらえるの、めっちゃ恥ずかしいけど……頑張って作ったから、嬉しいな……」

「美咲、めっちゃ可愛く仕上がってるよ。俺も、恥ずかしいけど、頑張るよ」

 冥が静かにブースの隅に立つ。彼女は黒いロングヘアを無造作に下ろし、暗い目つきが印象的。制服はダメージ加工されたデザインで、袖口や裾が不規則に裂け、ボタンがいくつか取れている。肌は病的なまでに白く、血の気が引いたような質感。目の下にはうっすらクマがあり、彼女のインクと金属臭が微かに漂う。

「……エッチな試作品……。私のパンツを取り戻したばかりなのに……こんなものを……切り刻む……」

「冥、落ち着け! 試作品は展示用だ! 切り刻むのはやめてくれ!」

 彩花が俺の隣にピッタリくっついてくる。彩花は小柄な中学生で、ツインテールに赤いリボンを結び、白いワンピース。肌は透き通るような白さで、頬にはまだ幼さが残る柔らかな質感。彼女のミルク系のボディクリームの甘い匂いが漂う。

「お兄ちゃん、彩花も展示イベント手伝う! でも、エッチな下着って、彩花、恥ずかしい……。お兄ちゃん、彩花のこと、愛してるよね?」

「愛してるって何だよ! 彩花、ヤンデレモードやめてくれ! 俺、妹として大好きだけど、そういう意味じゃねえよ!」

 ラッキースケベとドタバタ

 展示イベントがさらに盛り上がる中、愛梨が「もっと目立っちゃおうかな!」と試作品を手に持つ。彼女が試作品を履こうとカーテンの向こうに移動するが、カーテンを開けたまま試着を始めてしまう。愛梨の小麦色の肌が透け感のある黒いシフォン生地に映え、深紅のレースが誘惑的な雰囲気を醸し出す。俺は慌てて目を逸らすが、完全に視界に入ってしまい、顔が真っ赤になる。

「うわっ、愛梨、カーテン閉めろ! 俺、見ちゃっただろ!」

「ふーん、佐藤、顔赤いよ? あたし、ノーパンから履いたけど、めっちゃセクシーだよね? ねえ、もっと見てみる?」

「ノーパンって言うな! てか、見ねえよ! 隠せ!」

 麗華が顔を真っ赤にして叫ぶ。

「風紀が乱れる! 愛梨、カーテンを閉めろ! 佐藤、目を逸らせ!」

 その時、愛梨が試作品を履いたままブースの前を歩き回る。彼女が急にジャンプした瞬間、試作品のレースがブースの看板に引っかかり、ビリッと破れてしまう。愛梨の小麦色の肌がさらに露わになり、俺はまたしてもラッキースケベに遭遇し、顔がさらに赤くなる。

「うわっ、また破れた! あたし、ノーパンだから、めっちゃ恥ずかしいんだけど!」

「ノーパンって言うな! てか、愛梨、隠せ! 麗華、なんとかしろ!」

 麗華が顔を真っ赤にして叫ぶ。

「風紀が乱れる! 愛梨、隠せ! 佐藤、なんとかしろ!」

「なんとかって何だよ! 俺にどうしろって言うんだ!」

 美咲が慌てて愛梨に近づく。美咲が布で愛梨を隠そうと屈んだ瞬間、彼女のセーラー服のスカーフが外れ、スカートがめくれ上がり、白いパンツが再びチラリと見えてしまう。俺は三度目のラッキースケベに遭遇し、顔が真っ赤になる。

「う、うぅ……悠斗くん、また見ないで!」

「見てねえよ! 美咲、ごめん! 俺、悪くないだろ!」

 彩花がヤンデレモードで叫ぶ。

「お兄ちゃん! 愛梨ちゃんのパンツ見て顔赤くしてる! 美咲ちゃんのパンツも見て顔赤くしてる! 彩花、許せない! 切り刻む!」

「彩花、誤解だ! 俺、わざとじゃない! てか、裁ちバサミ下ろせ!」

 冥がハサミを手に持つ。

「……エッチな試作品……。私のパンツを取り戻したばかりなのに……こんなものを……切り刻む……!」

「冥も落ち着け! 試作品は展示用だ! 切り刻むのはやめてくれ!」

 体育館は一瞬にしてカオスに。愛梨が試作品の破れた部分を隠そうとじたばたし、美咲が布でカバーしようとする。麗華は「風紀が乱れる!」と叫び、彩花と冥がハサミを手に持つ。俺は汗だくになりながら、なんとか試作品を直そうと美咲を手伝う。体育館のゴムの匂い、愛梨のバニラ系の香水、麗華のフローラルな香水、美咲の石鹸の匂い、冥のインクと金属臭、彩花のミルク系の匂いが混ざり合い、頭がクラクラしてくる。

 熱いエロ精神と新たな依頼

 展示イベントが終わり、俺たちは部室に戻って一息つく。試作品は生徒たちに大好評で、「セクシー!」「欲しい!」という声が上がっていた。麗華が満足そうに頷く。

「ふむ、展示イベントは大成功だ! 魂の籠もった熱いエロ精神が込められた試作品として、藤原先生に渡そう! だが、次の試作品も作る! テーマは『魂の籠もった熱いエロ精神~禁断の誘惑Part3』だ!」

「麗華、Part3って何だよ! 俺、もうエロ精神使い果たしたぞ!」

「ふむ、佐藤、黙れ! 藤原先生のデートを盛り上げるためには、さらなる情熱が必要だ! 次はもっと大胆なデザインで、誘惑の極みを追求する!」

 藤原先生が部室にやってくる。彼女はショートカットの黒髪に知的な眼鏡が似合う美人。今日は白いブラウスとタイトな黒のスカートで、スタイルの良さが際立っている。肌は白く、滑らかで、大人の女性らしい艶やかさがある。彼女のローズ系の香水が、部室の埃っぽい匂いと混ざり合う。

「佐藤くん、みんな、展示イベント、お疲れ様。試作品、素敵だったわ。魂の籠もった熱いエロ精神を感じるわ。実は、先輩がもっと大胆なデザインが好きって言うから、またお願いできるかしら? もっとエッチで、誘惑的なデザインでお願い」

「先生、またですか!? 俺たち、もうエロ精神使い果たしましたよ!」

「お願い、佐藤くん。あなたたちの情熱が、私のデートを盛り上げてくれるのよ」

 麗華が目を輝かせる。

「ふむ、藤原先生の依頼は、下着改革部の情熱を試すものだ! 次の試作品は『魂の籠もった熱いエロ精神~禁断の誘惑Part3』だ!」

「麗華、Part3って何だよ! 俺、そんなテーマ無理だぞ!」

 愛梨がニヤニヤしながら言う。

「ねえ、麗華ちゃん、禁断の誘惑Part3って最高じゃん! あたし、ノーパンだけど、めっちゃセクシーな下着作るの賛成だよ? ねえ、佐藤、どう思う?」

「ノーパンって言うな! てか、愛梨、賛成とか言うな! 俺、エロ精神なんて持ってねえよ!」

 熱いエロ精神と絆

 部室は再びカオスに。麗華が「もっと大胆なカットアウトを!」と指示を出し、美咲が「う、うぅ……こんなエッチなデザイン、恥ずかしい……」と顔を赤らめながら裁縫を進める。愛梨は「ノーパンだから履くの簡単だよ!」と試作品を手に持つが、俺が「履くな!」と止める。彩花は「彩花、お兄ちゃんがエッチな下着作ってるの、恥ずかしいけど、お兄ちゃんが楽しそうなら許してあげる……」と少し落ち着き、冥は「犯人を見つけた……。次は……切り刻む……」と少しだけ心を開く。

 俺は思う。確かにこの部活、カオスすぎるけど、こんなドタバタの中で魂の籠もった熱いエロ精神を込めた試作品を作り、仲間たちと絆を深める時間は、青春って呼べるんじゃないか? ノーパンギャル、闇落ちヒロイン、ヤンデレ妹、完璧主義風紀委員長、癒し系幼馴染、そして美人アラサー先生の熱いエロ精神……。こんな変な仲間たちとエッチな試作品展示をする時間、悪くない。

「俺の青春、これでいいのか? ……いや、意外と悪くないな」



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