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7:今日は厄日だったらしいです...

坑道に入りしばらくすると壊れた壁が見えてきた。


そのなかは石レンガでできていて、薄暗い、僕はスライム状態になったスミと一緒にダンジョンの中を歩き始めた。


20分しても何もない、先に入った人が大体倒してしまったのだろうか、疲れたのでスミを抱えて壁に寄りかかった時だった。


急に壁が回転した、そして回転た壁の奥にあったのは落とし穴、こうして自分は意図せずに2Fにいくこととなったのだった。


「いてて...」


どうやら強く頭を打ったようだ、起き上がろうと床に手を付けた時、急に手を付けたタイルが沈み始めた、すると、地面が開き、僕はまた1つ下の階層にいくことになったのだった...


「いった...」

今度は腰を打ったようだ、ずきずきして痛いが起き上がろうとし、また地面に手を付けたときにまたタイルが沈んだ。


落下の衝撃に身構えようとしたが穴は開かず、代わりにポヒュンという音が聞こえた、恐る恐る上を見てみると、ちょうど人の頭くらいの高さにセットされた矢がダンジョンの壁に刺さっていた。


...今立っていたらヤバかったのではないだろうか、最悪な妄想をしてしまうがまあラッキーと考えておこう。


っていっても落とし穴に2回連続で引っ掛かる時点ですでにアンラッキーなんだけどね、すると後ろから急に足音が聞こえてきた、のそっという何かでかい生き物の足音だ、振り返ると大きなシルエットがあった。


目を凝らすとそれは巨大な熊であることがわかった、ただし、その時にはもう巨大な熊の目は自分のことを獲物としてとらえていた。


一番初めに動いたのはスミだ、いつの間にか人化してどこから取り出したのかわからない両刃斧を握り熊に切りかかった、ただしその攻撃は熊の肉に5cmほど食い込むと止まり熊の腕により弾かれてしまった、僕も何もしていない訳にはいかないので図書館で習得した魔法を発動する。


[ファイヤーボール]


僕の前に直径20cmほど炎の球体が表れ熊に向かっていった。


ただしそれは熊の体表を少し焦げさせるほどの成果しか出さず離散してしまった。


なので僕はファイヤーボールよりも一段階上の魔法を使用する。


[ファイヤーアロー]


今回は炎をまとった3本の矢だ、ダメージを与えることはできるだろうがあわよくば倒すところまで持っていきたい、発射されたファイヤーアローは一直線に熊に向かっていく、熊は反応する素振りを見せたが避けることはできず、熊の両腕と腹を貫通する。


熊はとても満身創痍のような状態だったがまだ死んではいない、するとスミがいつの間にか持ち変えていた長剣で熊に刺突する、長剣は間違いなく熊の心臓を貫き、熊が倒れ、塵となった、熊が倒れた後には毛皮と、キラキラ輝く小石が残されていた。


さて、熊との戦いが終わったのでまず自分はスミに質問をした、その質問の内容は、両刃斧や長剣をどこから出したかというところだ、戦闘中にスミは何も持っていなかったはずなのにいつの間にか両刃斧や長剣を持っていた、それが気になったのだ、するとスミは目の前で実演してくれた、スミの横に小さなワープゲートのようなものが出てきた、スミがそのなかにてを突っ込んだ、出てきたのは両刃斧だった。


自分はスミのスキルを理解した、スミのスキルはアイテムボックスだ、無限ではないがアイテムをしまえるスキルだ、便利でありデメリットもほぼない、冒険者がほしいスキルの筆頭がこれだろう、僕もアイテムボックスを習得したいと思っていると、脳のなかに声が響いた。


<スキル、適応が発動 ダンジョンに適応します>


意外なタイミングだったのでえ、と思っているとするとすぐにまた脳内に声が響いた。


<罠察知を獲得しました>


<魔物察知を獲得しました>


<アイテムボックスを獲得しました>


あらら、すぐに獲得してしまった、まあこれで迷宮探索が楽になるだろう。


そう思いながら僕とスミは歩き始めた、このダンジョンを踏破してやるという決意と共に。



最後まで読んでくれた人ありがとうございます!

退屈しのぎに書いていますので見所があまりないかもしれませんがもし気に入ってもらえればいずれだす次回を見てほしいです!

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