6:従魔が人型になりました
うーんちょっと目の前でおきていることの意味がわからない。
ついさっきまでスライムだったスミがいつの間にか人型になっている。
ちなみになぜわかるのかというと鑑定結果には間違いなく名前がスミと表示されていたからだ。
種族もクイーンスライムとなっていて同名の人が入れ替わっているわけでもない。
まず何よりの証拠に鑑定結果の一文に<新木竜生の従魔>という一文が混ざっているからだ。
するとスミがなにやら口を開き喋ろうとしたが出てきた声はスライム形態の時と変わらないような
「んー」という一声だった。
どうやら人型になってもしゃべれないらしい。
スミが口に手をあて自分の口から出てきた声に心底驚いているような表情をしていた、表情から予測するに人型になっていても喋れないことに驚いているようだ。
そうしたスミを見ながら自分はなぜスミが人型になったのかを疑問に思い始めた。
元からできたというわけではないと思うが自分の鑑定では慣れないせいか、現在スキルまでは確認できないのでスミがどのようなスキルを持っているのか知る方法がない。
すると不意にスミが持っている本の表紙に目がいった。
そこに書いてある文字を僕は読む。
ーーー従魔スキル一覧表ーーー
うん、間違いない、恐らくスミはこの本を読んで人化を習得したのだろう、なぜならお世辞にもちょうどその従魔の人化のページが開いてある。
間違いない、スミはこのページを読んで人化を習得したに違いない。
ずっと図書館で魔法書を読んでいたがそこでようやく前にご飯を食べてから結構な時間が経っていることに気がついた、図書館を出るとちょうどそこに串焼きの販売店があったのでそこで串焼き買ってを食べることにした。
スミにも食べるかと聞いてみるとスミはコクコクと顔を縦に振ったので僕は串焼きを4個頼んだ。
串焼きは2個につき銅貨1枚で販売されていたので銀貨を両替して銅貨にしてもらった、スミと一緒に座って食べていると急に広場にあわてた男が走ってきた。
男は広場の中央に到達すると声をはりあげた。
「大変だ!!この町の西端500mの位置にダンジョンが発見された!ギルドポイントに関係なく冒険者であるものは急いでダンジョンに繋がっている坑道に向かってほしい!これはギルドによる緊急ミッションだ!!」
そう言われて広場にいた一部の人がわらわらと西に向かい始めた、僕も冒険者なので串焼きを急いで口に詰めて西に向かう、すると西にある坑道の入り口辺りでなにやら台にたった人が演説をしていた。
「冒険者の諸君!すでに耳にしているだろうがこの坑道の先にダンジョンがある! 我々の目標はその迷宮を制圧し町への驚異を取り除くためである! 詳しい内容はそこに書いてあるのでそこを読んでほしい!では健闘を祈る!」
演説が終わると内容がかかれている掲示板に人が集まってきた、人混みに紛れて見てみると内容がどんな物かわかった。
<緊急ミッション>
ダンジョンを制圧せよ!
<情報>
深さ:最低で7階層、最高で15階層
ダンジョンボスのランク:B~A
モンスターのランク:F~B
<規則>
宝箱があった場合、宝箱の中身の所有権は発見者、もしくは発見者が所属のパーティーとなる
別の冒険者を暴行、殺害することを禁止とする
新しい階段を発見した場合すぐに本部に情報伝達をする
と書かれていた、するとだんだんと人が坑道に入り始めたので自分も後をつけるように坑道の入り口に入った、こうして冒険者たちによるダンジョン攻略が始まった。
最後まで読んでくれた人ありがとうございます!
退屈しのぎに書いていますので見所があまりないかもしれませんが、
もし気に入ってもらえればいずれだす次回を見てほしいです!