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イージーゲーム、裏

「ポン」「ぽん」


俺は漢のグー。それに対して王子は……



……チョキだった。


「やったー!勝ったァァ!あ、」


嬉しすぎて思わず飛び跳ねて喜んでしまった。


恥ずかしい…


「ヴヴン…とにかく俺の勝ちだね」

「そうだね。じゃああの子達に話に行こ!」


2人は目の前の少女2人組に話しかけに行った。

もちろん俺は少し立ち止まって王子を先に行かせた。

こういう話しかけるのが1番苦手だ。


「あの〜一緒にパーティ組みませんか?」

「もちろんです!ウチ達もちょうど探してたとこ!」


思ったよりすんなり合意して一安心。

やっぱりマッチョより可愛い子だな!


「えーと名前は…」


小さい方の女の子が声を上げる。

その声はか細く小動物のように愛らしかった。


そして、その彼女の一言で自己紹介大会が始まった。


「私は王子!こっちはわん!」

「えーと私はユイでこのボーイッシュみたいなのがハナです!そんなに強くないけどよろしくお願いしますね!」

「よろしくねー」


自己紹介を終えたところで俺たちはパーティ登録をした。

やはり無限は神ゲーだ。

そこまで難しい操作入らずすんなり登録できた。


「ありがと!」


そこからは4人でミゼラブルを見て回ることにした。

ながらの互いの話は花が咲いた。


ユイとハナはアイロニーの時からずっと2人で行動し、数日前にここまで来たらしい。

だからここら辺の地形やプレイヤーも俺らより少しだけ詳しいんだとか。


「てことは、クリア条件も知ってる……の?」

「うん。知ってるよ」

「本当か!?」


正直知らないと思ってた。

だって今までそれを知るのが一番苦労したのはから。


そして、知ってるならわざわざここに留まる意味もないから。


てことはクリア条件がムズいからクリア出来ずにここで詰んでるってことか……?


「クリア条件はね……」


俺と王子は生唾を飲み込んだ。


「オハナビラっていう花を採集するクエストをクリアする事!」


え……!

それって……


冷たい風が、俺の頬を撫でたと同時に、俺と王子の考えが一致した。


「簡単過ぎないか?」「簡単じゃない?」


ハモったことに少し驚いたがそんなことはどうだっていい。

今まで人から聞かないとほぼ無理な条件やシンプルに時間がかかる条件だったのにミゼラブルは前者とは全く違う。


採集クエストだぞ。どうやったってクリアできるだろ。


いや、このゲームだから何か裏がある……?

どちらにせよやらなきゃ分からないか。


少し違和感を感じつつ、4人は今いる場所から少し遠くにある酒場へ向かった。


--続く

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