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最悪な妄想、団結

「これでお願いします!!」


ミワコに採集してきたれっどふらわぁを提供した。

メイと王子の2人は必要数しか取ってきていないが、俺はカンストまで持ってきた。

足りないなんて事はありえないだろう。


「はい〜確かに〜れっどふらわぁ100個ずつ頂きました〜」


ミワコは店の奥に入り、作業を始めた。

あぁ遂にだ。

スライムヘッドの卒業とペアルックの2つで幸せ2倍!

もう幸せすぎて死んでもいい〜


さっき死んだばっかだけど……


まだかな…!まだかな……!!


~~~


「はい〜完成しました〜」


ミワコが完成品を持って登場した。

その完成品を王子は受け取った。


「ありがとうございます!じゃあわん!早速着よっか?」

「私たちわんと同じ服着られてめっちゃ嬉しいです!こんなに光栄な事ないですよ!」


「ほんとに?嬉しいな」


思わず顔から笑みがこぼれる。

それに呼応するように2人も微笑んだ。


「ほんとだよ!私たちわんの事めっちゃ大好きだもん!もう好き好き!!はいどうぞ!」


王子から装備を受け取った。

手から重みが感じられる。


これが…全身の特殊装備か…


装備の性能の良さが手に取れた。

装備は色鮮やかな青色で現代風、若者が好んで着そうなカジュアルな服装だった。


「じゃあ早速着ちゃおうかな」


俺がその装備を着ようとした時だった。


「あ!待って!!」


その手を王子に掴まれた。

王子から出るとは思えないようか強い力でだ。


「それ私のやつだった!わんはこっち」


そう言って見慣れた特殊装備を渡された。

茶色の帽子、とぐろを巻いた形、そう…スライムヘッドだった。


「わんはやっぱりこれだよね〜」

「またそのクソみたいな頭でよろしくお願いします!」


2人の笑顔がだんだん歪んでいく。


まさか…結局なのか……

うっ…………


「Nooooooo!!!!」


~~~


ハッ…!


「わんどうしたの?そんなに汗だくで」

「い、いやなんでもない……」


どうやらこの状況に緊張しすぎて妄想してしまったようだ。

頭を確認すると、やはりスライムヘッドがある。

いや…大丈夫だ。こっから変わるんだから……


「2人とも完成しましたよ!」


メイが俺たちに呼びかけた。

その手には完成品。だが、黒い布で上から覆われて見えないようにいる。


「ようやくだね。早速着ようよ!」


メイの分を残し、メイから王子が装備を受け取った。

そして、俺に駆け寄る。


「はいこれわんの分!」


俺は装備を受け取った。

やはり重みを感じる。

その性能の良さが見て取れた。


「じゃあ早速お披露目会しちゃいますか!2人とも装備しちゃって!!」

「分かりました〜」


……緊張するな…


意を決し、俺は特殊装備を装備した。

装備の肌感がひしひしと伝わってくる。


これが……


「わぁ!可愛い〜」

「めちゃめちゃ良いですね!!」


2人を見ると、2人とも装備し終わった後だった。

男女なので多少の違いはあるが、系統は俺と同じ服装である。

3人は目を見合わせた。


赤を基調とし、ワンポイントで白も入った和の着物。

俺は袴だね。

これが俺たちの特殊装備だ。

王子曰く、イクシードの街並みに合わせたものだと言う。

彼女の言う通りイクシードにとても馴染んでいた。


「王子凄いよ!よくこんなの出来たね!」

「えへへ」

「……」


こうして俺たちはまた1つ団結力をあげたのだった。


--続く

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