表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/51

リスポーン、卒業

「わん!起きて!!」


 俺は目を覚ました。目の前には王子とメイの姿。俺はどうやらイクシードのリスポーン地点…入り口でリスポーンしたようだ。


 そうか…2人もリスポーンして待ってくれてたのか。


「ごめん!俺も死んじゃった」


 2人とも俺を責めるだろうな…魔法陣のこととか王子の手とか俺が見捨てたようなもんだし……

 全部……俺が…悪い……


「全然良いよ!私こそ先死んじゃってごめん」

「私なんて1番に死んじゃいました!」


 2人は俺の思ったより明るくて、もう既に前を見ていた。


「ん?どうしたのわん。そんな死人みたいな顔して」

「ううん。何でもない!」


 その明るさに俺も気持ちが少し晴れた。彼女らの優しさを心に痛感した。


「どうする?これから。また挑む?」


 正直乗り気はしない。これは俺の心の問題では無い。また挑んでも絶対に同じ結果になるだろうと思うからだ。

 "絶対に"。


「2人とも聞いて欲しいんだけど」

「うん」「何ですか?」


 無垢な目で俺を見つめる2人。


「多分このまままた挑んでも同じ結果になると思う。だからさ…装備整えない?」


 この提案は2人のやる気を削いでしまわないだろうか。俺はもう…仲間を……失いたくない……


「そうだね。私皮の装備だしメイちゃんなんて初期装備だしありだね」

「私も防具着てみたいです!」

「じゃあお金もあるし装備強化しよっか!」


 俺も用事あるし一石二鳥でちょうどいいか…。


 3人はリスポーンしたその足で武器屋へ向かった。


 ~~~


「いらっしゃいませ〜」


 酒場同様やはりアイロニーとは別人が店員として立っていた。細長の目の平安美人風の女性、左胸には『ミワコ』と茶色の名札がある。


「あの〜装備買いたいんですけど」

「はい〜予算はどのくらいでしょうか〜」


 王子、メイ、ミワコの3人が交渉をしている最中、俺はとある決意を固めていた。アイロニーの頃からずっと思っていたこと。ずっと夢だったこと。


 俺は今…スライムヘッドを卒業する…!


 酒場に行く時や森へクエストに向かう時、普通に街を歩いてる時だってずっと視線が痛かった。俺を蔑むような目。トラウマものだ。そもそもあの時あったカスみたいな素材で作ったゴミ装備だ。なんの愛着もない。

 やっと卒業だ。


「ねぇわん!ちょっと相談なんだけど」

「ん?どうした?」

「私たちってもう仲間じゃん?だからさ…ペアルックしない?」

「ペアルック…?」

「はい!最近無限で流行ってるんですよ。仲間たちで同じ特殊装備着るの。だから私達もやりません?」


 なんだそのThe青春みたいなしきたり。今までの人生で全くと言っていいほどなかった青春。


 もしかして俺…陽キャの仲間入りした!?


 一緒にクエストに挑む仲間も沢山(2人)いるし友達(1人)もいるし女の子もいるし絶対そうだ!!


 今までの俺には沢山コンプレックスがあった。


 人も怖かった。


 でも…今はもう違う。


 俺の青春はこれからだ!!





 ☆今までご愛読ありがとうございました!

 先生の次回作にご期待ください!!
















 --続く

すいません!まだまだ続きます!!

これからもどうぞよろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ