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城「街で」


 朝日が差し込む窓の外で、小鳥がさえずっている。

 翌日、目を覚まして洗面所で顔を洗った後にクローゼットの扉を開いた。そこにあるのは驚いたことに、すべてが夏季にぴったりなサイズの衣装だった。昨日、城の住人が身につけていたような目が粗くしんなりとした布地で、麻素材に似ている。

 身体検査をした覚えはないのになあと疑問を抱きつつ、どれを着ようかと迷っていると、窓の方から『コツコツ』と音がした。

 格子に嵌まったガラスの向こうに、お団子頭が見えた。

「セ……違った……。えーと、レナ!」

 セナとレナの2人は容姿も名前も似ているため、名前を呼ぶ時には注意が必要だった。夏季は小走りで窓に近づき、両開きのガラス戸を開け放った。

「おはよう、夏季! 今日の予定は?」レナの元気な声が部屋の中に飛び込んだ。

「まだ決まってない」

「だったらいっしょに街に行かない?」

「街に?」

「うん。案内してあげるよ! あの子たちもいっしょにどう?」

「朝ご飯のときに声かけてみる」

「じゃあ、城門で待ってるからね」そう言うと、レナは窓枠から消えた。

 そういえばここは、何階だったかな?

 窓から首を突き出し地面を見下ろしたところ、夏季の部屋は四階であった。

「飛んでる……」

 青空に漂うレナの陽炎を見ながら、夏季はつぶやいた。足がないことで、かえって行動範囲が広がるとは、なんという皮肉だろう。




食堂では、俊と哲が席に着いて朝食を食べているところだった。昨夜、夕食の席がいっしょだった赤毛のアレモ、のっぽのイルタのほかに、兵士らしい男1人と、女1人が加わっている。

「あ、おはよう夏季」

哲が夏季に気付き、声をかけた。

「おはよ」夏季が答える。

「おはよう、嬢ちゃん。やっと着替えたな」

「その嬢ちゃんていうの、やめてくれない?」夏季はいいかげんうんざりしていた。

「呼びやすいんだよ」俊は耳を貸さない。

「おはよう、お嬢さん!」

知らない声があいさつした。

夏季はムッとして、声の主と向き合った。

「あたしはウォローで、こっちはエラ。がんばってみんなの名前、覚えてちょうだいね」

エラと紹介された男はこちらを見て一度頷いた。ウォローは背の高いたくましい容姿の女性だった。兵士にも女の人がいるんだなと、夏季は少し驚いた。

「夏季です、よろしく。名前ですか? もう覚えましたよ。えーと、おはようございます、アレモさん」

夏季は昨夜あいさつした黒髪の男に向かって言った。

「俺、イルタですから!」イルタが笑いながら言った。

「あれ、そうだっけ? すみません……」

「アレモは俺」

赤毛の男がわざとらしいしかめ面をして見せる。この若い兵士たちは、新入りの世話をするのでご機嫌のようだった。夏季は“ふだん”の生活でこのような年上の連中との付き合いがなかったせいか、彼らとこうした会話をするのが少し歯がゆかった。

「今日はこの人が城下街を案内してくれるんだ。夏季もいっしょにどう?」

哲がアレモを一瞥しながら言った。

「うーん、とね。レナさんも街を案内してくれるって言ってたよ。あたしはレナさんと行こうかな」

「そう? まあどこかで会いそうだけどね」

「こんな男衆に女一人ってのもね。あたしが行ければいいんだけど、今日は別の用事が……」ウォローという名の女兵士はそう言って、黒髪のイルタに目配せした。「レナはいいやつだから行っておいで。きっと楽しいよ」

「イルタとウォロー。あの2人はデキているらしい」

それから数分後に、俊が小声で教えてくれた。ああ、そうと、夏季は気の無い返事をしておいた。





レナの待つ城門に行ったのは夏季一人だった。硬く重い木材を使って作られたと思われる真っ黒な門構えも、城の古さに負けず劣らず堂々たる年代物で、夏季はそれに近づくにつれてちょっとした圧迫感を感じたほどであった。

「来た来たー。あれ、一人? みんなは?」

レナは夏季の背後に誰かいないか探すように、首を伸ばした。

「男の子たちは若い兵士さんに案内してもらうんだって」

「なるほどねー。ま、男は男同士で。じゃあ行こうか!」

レナが倫について一言も触れないのは、昨夜怒鳴られ恐れているからだろうと夏季は思った。自身も同じような目に遭っているため、レナの気持ちがよく分かる。だから、夏季も倫の名はあえて出さないでおくことにした。


城下街では、聞こえる音も、見えるものもにぎやかだった。市場にはひしめき合うように屋台が立ち並び、野菜、肉類、布地、いろいろなものが雑多におかれ、その色の鮮やかさは見ているだけでも楽しめる。大通りには、モノだけではなく人も溢れかえっていた。彼らが身につけている衣服は一様に茶系の地味なものである。そのおかげで、商品の色がより際立ち、浮き立つ。

食べ物の屋台で立ち止まると、店の人が試食をさせてくれた。夏季にとってはそのどれもが見たこともないものばかり、見た目からは想像もつかない味で、それらを口に入れるのはまるでゲームのように楽しんだ。レナに誘われるままについてきてしまったが、見知らぬ土地に、不安を抱くどころか好奇心が膨らむばかりだった。

「あれはなに?」

「これはなに?」

と尋ね続ける夏季に、レナは快く答えてくれる。

レナは知り合いが多いらしく、しょっちゅう声を掛けられては、振り返って軽いあいさつを交わしていた。皆、彼女の足が地面に近づくほどに透き通っていることは慣れっこの様子で、夏季も、足元さえ見なければ、ついつい彼女の特異さを忘れてしまうのだった。

レナは筆記具や衣服、生活用品を売っている店などを見せてまわる。夏季の日常生活に不自由がないようにと気を配っているようだ。

やはり、長期滞在を見込まなければならないのだろうかと、夏季は感じ取った。ふと、昨夜「しばらくは帰れない」ことを宣告されたことを思い出し、急で強烈な郷愁に駆られ、胸が締めつけられた。しかし、隣りで明るく振る舞うレナに悟られてはいけない。彼女からは、夏季のために精一杯のことをしようという気遣いが感じ取れたからだ。レナは陽気だが、多少、緊張している風だった。

昨日の話からすると彼女は夏季たちを“こちら側”に呼び寄せた張本人である。心中は複雑なのかもしれない。


二時間ほど歩き回ったところで、レナが休憩を提案した。

「お腹もすいたことだし。こっちに、いい店があるんだ」

大通りを外れ、入り組んだ路地をレナに導かれて辿り着いた一軒の建物。こじんまりとした清潔な印象を受けたが、木造の建物の前に並ぶ大量の酒ビンからすると、そこはまちがいなく酒場だった。

「ここって、酒場じゃないの?」

「そうよ」

レナはさっさと両開きの戸を開け、店の中に入っていった。

「昼間からお酒?」とあきれながら、夏季も後に続いた。

埃っぽい店内は大通りと同じくらいに騒々しい。カウンター席を除けば、男たちでほぼ満席になっている。ウェイターと思われる一人の青年が、店内を駆け回っていた。

「酒場といってもね、お酒を飲まなくてもいさせてくれるの。子供が入ったってなにも文句は言われない。ここは料理がおいしいんだ」

「あら、レナじゃない。いらっしゃい!」

カウンターでグラスを拭いている、小太りの女の人が言った。

「ユニさん、こんにちは」レナが笑顔であいさつする。

「見ない方を連れているのね。どなた?」ユニと呼ばれた婦人が言った。

「夏季です、はじめまして」夏季はちょこんとお辞儀をした。

「オスロに聞いたでしょ? 『使い』の一人」

レナが何気なく使う『使い』という言葉にも、歯痒さを感じる夏季だった。わたしがいったいなにをしたというのだろうか。どうしてそんなにも、特別であるかのような扱いを受けなければならないのだろうか。

「まあ、ようこそいらっしゃったわ。ユニ・ムスタです。よろしくね」

女主人は笑顔でそう言って、夏季と握手した。夏季は、その名前の響きにどこか聞き覚えがあるような気がした。

「ユニさんはね、オスロの奥さんなの」レナがニヤニヤとして言った。

「ええ、そうなの!?」夏季が素っ頓狂な声をあげた。

「主人には会ったのね。訓練はもうすぐ始まるの?」ユニが優しく声を掛ける。

「あ、はい。明日から、らしいです」夏季が言った。

「まあ、厳しい人だけど、いいところもあるから大目に見てやって……」

ユニはそう言って、目を細めた。


昨夜のオスロの言葉が蘇る。

『さて、昼間も話した訓練のことだが、明日は休みとして明後日から始める』

どうして。なんのために。それがわたしには、分からない。いずれわかるようになるとしても。今は、まだ。

訳も分からないまま、スパルタ式の特訓のようなものを受けるという理不尽なことがあっていいものだろうか? しかしこのままでは、明日は本当に兵士としての訓練を受けることになりそうだ……。

そんな折、オスロの妻の口から発せられた『厳しい人だけど』は、なんとも気になる言葉で、夏季の耳には特に残っていた。


「注文は?」ユニが言った。

「えーと、いつもの」レナが真っ先に答える。

「わたしは……、どれがいいの?」

夏季はメニューを見て困ってしまった。

メニューに書かれている文字が読めないのだ。

氷の洞窟でカイハに会ったときよりも、古くて大きな城を見たときよりも、異国の地にいることを強く感じた瞬間だった。

字が読めないということは、話す言葉も分からなくて当然ではないだろか? たった今レナが話している言葉をはっきりと聞き取れているのは一体どういうことだろう……。

夏季があれこれ考え混乱している間に、レナが注文を決めていた。

「これなんかいいんじゃない? ユニさん、夏季にはウジョールね。あーとーはー……、目玉焼きとトースト、メラノのサラダにクワンバのファナ焼き。2人前よろしく」

「はい、わかりましたよ。ちょっと待っててね」ユニはそう言って、厨房に消えた。

夏季に分かる名前は、目玉焼きとトーストだけだった……。


「オスロさんて厳しいの?」

ユニが奥に引っ込んだところで、夏季が言った。

「うーん。なんていうか、根性が悪いやつには鬼のような態度を取るわね。別に根性あっても優しくはならないけど。まあ手を抜いたりしなければ、殺されるってことはないわ。むしろ鬼は隊長の方じゃないかな……。あ、訓練を無断で休んだりしちゃだめよ。それこそ鞭で打たれるかもしれない!」

レナは事も無げにそう言った。夏季はレナの言う事が本当なのか冗談なのか判断しかねて気分が沈んだが、レナは気付かない。この人、思いやりはあるかもしれないけれど、少し抜けていると思った。

「ところで、レナはどんな仕事をしてるの?」

せめて暗い気分を拭い去ろうと、話題を変える。

「あたし? いちおう番人てことになってるけど、ふだんあまり仕事がないから雑用ばかりやらされてるよ。オスロの下僕ってところね」

夏季は「下僕」の言葉に苦笑いした。

「『番人』て?」

「ほら、夏季たちがこっちの国に来るときに、通り道の門を開けるのよ。これ簡単そうだけど、あたしとセナにしかできないんだよ!」

レナが誇らしげに語る。

「門があるの?」

「あるの。だって、どこへ行くのにも、出入り口がないとおかしいじゃない」

どこかで、同じような言葉を聞いた気がする夏季だった。

「きのうちょっとそんな話をしたからもう分かってるかもしれないけど、あなたたちを『呼び寄せ』たのもあたしたち2人なのよ。ちなみにあたしは倫と哲、セナがあなたと俊の係ね」

なるほど、と夏季は合点がいった。昨日の『傘』がどうこうという話は、哲がレナに『呼び寄せ』されるときの出来事だったのだ。とすると、倫がレナに怒鳴ったことからも、彼女の『呼び寄せ』のときに何かが起きたのは明らかだ……。

 それに、俊とセナがなにやら秘密めいたことを話していたのも、それに関する出来事なのだろうか。その話題が出たときの俊のうろたえ方。なにがあったのか、ますます興味をそそられる。

 そう言えば、みんなふだんはどんな生活をしているのだろう。いや、していたのだろう。夏季は心の中でそう言い直していた。それらはすべて元の世界での出来事。


「お待ちどうさま」

ユニが食べ物を運んできた。

昨夜食べたマッシュポテトのような緑の物体もあった。

「これなに?」

緑の物体を指し、夏季が言った。

「クワンバのファナ焼き。おいしいよ。」

 確かに、悪い味はしない。昨夜と同じく、じゃがいものような食感と味。塩味がきいてなかなかおいしい。ここにバターをのせたらそれこそじゃがバターだ、と思った。しかしバターのような食材が、ここにあるのかが分からない。


「お、夏季じゃん」

自分の名前を聞いて振り向くと、俊と哲がいた。アレモがユニに食べ物を注文している。

「ほらね。知っている人はね、ご飯っていったらみんなここに来るのよ」

レナが言った。

 哲たちもカウンター席に陣取り、突然にぎやかになった。なぜか俊が司会役を買い、哲と夏季に自己紹介させた。夏季は(わたしもう済んでるけど)と思いながら、改めてユニに自己紹介した。ユニはニコニコとして、二度目を聞いてくれた。それらが一通り済むと、俊はご満悦の様子で、哲はずっとバカにするような目つきをしていた。

 城下街観光の集団にユニも混ざり、しばらく談笑が続いた。その間ウェイターの青年が走り回っていることに、女主人は気付いていたか、いなかったか。

 店の扉が勢いよく開いた。

 戸口に立っているのは若い男二人だった。どちらも、背をかがめないと建物に入らない大男だ。

「ここは狭くてかなわん。いいかげん改築工事でもしろってんだ」

「そんな金の余裕はないんだろう」

二人はひとしきり豪快に笑うと、店内を闊歩した。

「文句あるなら来るなよ」

とアレモが小声でつぶやいた。

 店主のユニは、二人の店への悪口に気付かないふりをしている。二人は顔がにやけていて、ズボンのだらしない履き方など、見るからにガラが悪い。店内は一瞬静まり返り、人々の顔には嫌悪の色が表れていたが、すぐに何事もなかったかのように騒がしくなった。

 二人の男は夏季たちのいるカウンター席に、どかっと腰を下ろした。他に席は空いていない。端に座っていた夏季は、少し距離をおいて男と隣りになった。男の方から、ぷうんとタバコのような匂いが漂ってきた。アレモが舌打ちする。レナはまったく気にしない様子で、「うん。おいしー」などと言って、食べ物に夢中になっている。


「いらっしゃいませ。何に致しましょうか?」

ユニは少し引きつった笑顔で、丁寧に客を迎えた。

「ビールの中二つに、クワンバのファナ焼き大盛りね。大盛りだよ、おばちゃん。お・お・も・り。この間みたいに間違えないでね。頼むから」

一人がわざとらしい大きな声で言った。

 もう一人がそれを追いかけるようにしてクックッと笑った。ユニはむっとした様子だが、「少々お待ちくださいね」とだけ言って奥に引っ込んだ。

「うまいな、これ」

そんなやりとりには気付かないかのように、哲が言った。夏季のクワンバをつまみ食いしていた。

「でしょ。じゃがいもみたいだよね」

夏季も二人組に対しては無視を決めこんだ。

「じゃがいもってなんだ?」

アレモが訊く。

「野菜だよ。これに似てるんだ」

俊が答える。

「へえ。あんたらの国にも、」

「うるさいぞー、そこの赤毛」

アレモの言葉に重ねて、夏季の隣りにいる男が言った。

アレモが男をにらみつけた。

「そっちこそ。黙れ」

 アレモと男は明らかに顔見知りだった。幾度となくこうしたにらみ合いをしているのだろう。再び、店内がしんと静まり返った。夏季は哲と顔を見合わせた。俊はアレモに加勢するように、男にがんを飛ばす。レナは我関せずといった様子で、皿に向かっている。

「お待たせしました……」

 食べ物を持って店に戻ったユニは、静かになった店内を見渡して、事態を察した。男が立ち上がり、ユニの持った皿からクワンバをつかみ取り、夏季に狙いを定めた。

「おい!」

 誰かの声。店にいる者の目線が、食べ物を握りしめた男の手に集中する。クワンバがまっすぐ夏季の顔に飛んで来た。哲と俊とアレモの怒声が響く。

 夏季には、時間が止まったように思えた。豪速球を、瞬時の身のこなしでひらりとかわす。投げられたクワンバは夏季のポニーテールの毛先をかすめ、べしゃっという音をたてて壁にぶつかった。食べ物を投げた大男は少し驚いたような顔をした。

「おい!喧嘩の相手は俺だろう!」

アレモが叫ぶ。

「手元が狂ったんだよ」

にやけた顔の男が言った。

「あんだとぉ? てめー、ふつー女にもの投げるかあ!?」

 俊が喚きながら席を立つと、しめたとばかりに、相手も座っていた丸椅子を後ろに倒す勢いで立ち上がった。一方で、哲はこっそり夏季の皿からクワンバをつかみ取り、そろそろと席を立ち、アレモとにらみ合っている男に狙いを定めた。


「おい、カルー!」

二人組のうち、座っている方が哲の行動に気付いた。哲は手に持っているものを、カルーと呼ばれる男の顔に力一杯投げつけた。

 きれいなフォームで投げられた玉は見事に命中し、一瞬、店内のものがすべて静止した。カルーの顔からクワンバがぼろぼろとこぼれ落ちた。カルーは「信じられない」という顔で目をしばたいている。店のあちこちから忍び笑いが起こり、しまいには、包み隠さず声に出して笑う者も出た。レナは事が起きた瞬間に、待っていましたとばかりに大爆笑していた。

 ユニは一旦奥へ引っ込み、ふきんを持って現れて、未だ身動きが取れずに顔から食べ物をぼろぼろとこぼしている大男に差し出した。

「はい、どうぞ。そのままじゃぁ、ふんぞり反って街を歩けないでしょう」

 ユニの気遣いのおかげでますます大きくなる笑い声。それに追い立てられるようにして、悪役二人は店を出て行った。


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