閑話 夢美のコラム 知識チートの正しいあり方(本質)と統計学(ノンポリ版)
ややポリティカル色が強かったので公開しない方が良いという事でしたが色々と書き直し公開する事にしました。夢美のコラムです。夢美の知識チートの本髄がここにあります。
物語の続きが早く知りたい方はスルー推奨です。
当然、国の発展を邪魔する方々は色々といますが、常に決まってはいます。でも今回はポリコレ対応版です。個人的には面白さは半減ですがお許しを。
【チーム夢美w】
『チーム夢美』にこれも美鈴先生のお友達なんだけど、農大の三條 葵さんと佐藤 小春さんに協力して貰える事になった。専攻は農学部と地球環境科学部だよ。
三條 葵さんは沢さんの農大時代の後輩の妹で顔見知りだったそうだ。沢さんが家にいて驚いてたよ。
『チーム夢美』と思っているのは実際には私だけで実態は間違えなく『チーム美鈴』なんだけど今はそんな名称はないから勝手に私が思っているだけです。はい、すみません。
これは以前話題になった美鈴先生との共著本に共感してくれた人達が協力して色々と考えてくれている集まりで、その中でも私は中学一年生とう事もあってかなり異質な感じだよね。
本にも詳しく書かれているんだけど日本というか地球で実際に様々な産業が発展すると様々な問題が発生する。それらの問題を解決するのはお金が掛かったり、政府に後回しにされたりとなかなか手に負えなくなっているものも多い。
文化や科学の発展に伴う産業や農業の発展における失敗は地球でも様々に経験していて、本来はこうあるべきだという姿というかプラトンの『イデア』に近いもの『正しいあり方』を求める事は出来る。人間なのでこれは私達の考えると言う意味だね。
『その乖離が埋められればより理想に近いものを実現できるかもしれない』という考えを持った本の内容に共感してくれた人達の集まりだ。勿論、『猫に鈴をつける』ような理想論だけでは無理で、その手法や変更方法など様々な現実に可能な方法を様々に検討する事が最も重要で難しい事だ。
前島さんのように研究室に残った年上の方もいるし時々利佳子博士も遊びに来てくれる。久美子先生もお姉さんだけど嬉しそうに参加してくれる事もあるけど若い大学生達を終わった後の飲み会に誘っているそうだ。久美子先生、程々にお願いします。
葵さんは未だ大学一年生だし私のような中学一年生もいるけど、年齢の違いなんて関係なくて、敬語は使わずに意見はこれでもかと言い合うよ。
さすがに私は時々敬語が出ちゃうけどねw。
美鈴先生からしてもこんな風に各分野の新鋭の専門的な研究に携わる技術者達が様々な角度から意見をぶつけ合い討論する機会はこれ以上にない程貴重だと言ってたよ。
今はこれが毎週、全員がいつも集まる訳じゃないけど私の家の主に応接室で行われている。
美鈴先生と私の本は過去の発明品が中心だったけど、これを見る人が見れば現代でも役に立つ事も多い事が判る。普通はなかなかお金にならないこういうのを実際に詳しく調べたり確認する為の労力にお金を使う人も出資してくれる人もいない。
この現代の文明が突き当たる様々な問題を避ける理想に近い形に現代社会の事柄を修正するのは難しい。でもそれを実証しながら細心に考える事が出来るのがこの『チーム美鈴』がやっている事だ。
この辺りを西園寺グループや片神無グループに目をつけられているという状況なんだけどねw。
今の所美鈴先生と私はお断りしているよw。
でもこれ全部都市単位で私が試して更にそれを軌道修正して改善しているっていう実績があるからね。
少し細かく言うと、ある意味素晴らしい知識と理想とを持ち合わせた人達の中で、たかが成績がいいだけの中学一年生の私が加わってお話しているのは、机上の空論に終わらせない為に、私は様々な事を実践して実施している訳で、そこで発生した更に突き当たるであろう問題点の解決や困難な事を如何に簡単に対処できるかという案に対して、単に私の経験に基づく事実をお話しているからだ。
私も子供だけど少しは役に立ってるでしょ?
美鈴先生達の頭脳はとても凄いんだけど、机上だけでは限界があって、それを実践して試した問題点なんかを具体的に説明する私は美鈴先生達から見たら『発想の凄い子』『普通は考えられないような点に気が付く子』と言われているけど、葵さんや小春さんからは『不思議ちゃん』と呼ばれているw。
まあ、その辺はいいんだけど、私は別に一切凄くないし事実をお話しているだけなんだけどねw。
私としては『死にたくない』という個人的な理由からこれまでも頑張って来たある意味利己的な人間かもしれない。
私はゲームをやっている訳でもないし適当な知識チートを楽しんでいる訳でもない。どんな時代の文明でも必ず問題に突き当たるし現代社会も同じだ。
文明を発展させても地球や日本と同じにしたい訳じゃないよ。
問題を経験している現代人であれば、その知識もあるし問題点も多く知っている。現代と同じにしたいなどという『愚』を犯すなんてそんな馬鹿な事をしてもしょうがないよね。
私みたいな子供にとっては知識チートと言っても本当に簡単じゃないんだよ。
自然界に美味しい果物も野菜も見つからないし霜降り肉なんか間違っても生物のいる世界には一部を除いては存在しない。だから全部それからなんだけどね。
(一部っていうのはもう滅びちゃったけどとても柔らかくて美味しいシロナガスクジラみたいな海洋生物がいたそうだ)
地球でも中世の頃の野菜も果物も残念なものばかりだしニンジンなんて多くは白かったしねw。今の日本で売ってるようなものは品種改良が進まないと殆どないんだよ。肉も固いのしか存在しない。生卵を食べれば惨事になりかねないし生魚だと命の危険もある。
そんなのが自由に可能な世界はご都合主義のゲームの中だけだよね。そういうくだらないのはこの際無視していこう。
つまりこっちも似たようなもので一から頑張らないと何も出来ないんだよ。
私はお話が下手なので問題の方の具体例で言えば、農業であれば米なら畑作から水田にすれば収量倍率は増えるけど『住血吸虫による水田皮膚症』が発生するし『鉤虫症』、稲刈り時の『レプトスピラ症』『つき目』などが問題になる。
それだけでなく、農業従事時には鎌や農機具による切傷や農業機械による怪我など放置していれば様々な問題が発生する事請け合いだ。
簡単に水田だけ導入すればいいってものじゃなくて、感謝もあるだろうけどそれによる問題で恨まれるのは出来るだけ防ぎたいよね。感謝もあるから被害は仕方ないというのであればそれは相当適当な人以外は無理なんじゃないかなと思う。恨まれまくること間違え無しだね。
私が個人の望みでお米が食べたいからと言う理由だけで、畑作から水田に切り替えて美味しいお米を量産していたら、そんな事が数多く発生していたのかと思う。
乗車式の田植え機や、乗車式のコンバインの活用が出来るまで私が量産を我慢したのはそう言う理由からだ。
『住血吸虫』なんて流行ってしまったら地球のような現代医療が行きわたっている環境でさえ対処は難しくなっちゃうからね。
酪農を進めれば、人獣共通感染症が怖いし、『炭疽病』『ブルセラ病』など気にかけるべき問題も多い。中央の種子開発ハウスで頑張って貰っているラルフが『ハウス病』に罹って貰っては困るからね。
全部被害を減らす為の方策が確立出来てからな訳で、これと同じ話は現代日本でも同じで、例えば太陽光パネルなんかは破棄方法が確立出来ていないのに広めれば現代社会が突き当たる諸問題に突き当たるのは目に見えているから私や美鈴先生は乗り気じゃない訳だよ。
寄生虫が怖くてお寿司が作れなかったのも同じで今は江戸前を教わったよw。
それなしにやれば殺人者と同じだからね。
勿論、そういうゲームでそうする方々がいたとしても否定はしないよ。
でもそれだと現代日本が突き当たる様々な問題と同じ問題に突き当たるだけだよね。
いくら子供の私でも流石にそんな能天気な事はやらないよ。これは知識を持ち込もうとすれば農業や工業だけでなく、全てに言える事だ。まあ私だけじゃ無理だろうけど。食事1つでも和食なら塩分過多まで気にしているのはそういう理由だからね。
これらを勉強もしないで苦労もしないで何一つまともに出来る訳がないのは子供だけど私にももう良く判ったからね。
そんな訳で、理想的な農業のあり方を一緒に考えてくれる葵さんと地球環境を科学的に考えてくれる小春さんは本当に私にとって力強い味方だよ。
今日も不思議ちゃんと呼ばれながら頑張って一緒に討論して勉強しているよw。
【中央ルントシュテットサロン】
利益だけを追求する資本主義の社会にはそれに起因する問題点も多いからこっちの貴族社会も決して悪い事ばかりでもないよ。まあ貴族本人の利益ばかりを追求すると思われがちだからこういう政治体制が嫌われても仕方ない部分も多いんだけど、本来は領民の為に尽くすのが貴族の『正しいあり方』だ。
でも私達の利益が凄い事になってもお金を分配するとかは一切しないよw。
税収が多いなら配るのではなく、当たり前だけど税率を下げるよ。どこかのお貴族様が『お金を配ります。わたしはみなさんの事を考えてますよ』とかバカな事をやっても常識としておかしいし民の為になってないよね。中学生の私にも判る事だけどそんなおかしな特権主義に騙されてはいけない。
なんかで日本で読んだ話にあったように、魚を与えるのではなく魚の釣りかたを教えると言う意味だけど、私の場合はその釣り道具も便利で最高性能の物を作るし、最善と考えられる川の整備も魚の住みやすい環境も作るからねw。自然を放置してもその多くは崩壊に向かっている事も既に様々な事から学んだからね。
中央で以前、ヴァルドヴィーノ第一王子とリーゼロッテ第三王女に言いがかりをつけられて辞めた技官や文官が結構な数がいる。
あのお二人に嫌われるという事は逆にまともな人達である可能性が高いよねw。
世の中にはこういう不遇な環境で才能を使えない人も少なからずいるのかと思う。
貴族の就職は難しくて、中央でも王室から解雇されると次の就職はなかなか見つからない。
そこで私の方でそれまでの仕事をESのように記載して提出してもらい面接して雇う事にしたよ。
食料事情は領地全体や国全体で見ればまだまだだし、なんとしてもルントシュテット全体の農業を発展させなければいけない。国王様にお話した国の農業改革を進めなければならないからね。
勿論丸投げっていう訳にはいかない。
やめさせられた人材の再雇用で農業技術支援課を作ったよ。
仕事は
・若手農家への技術伝達
・農業による危険回避支援
・災害に対する復旧支援
・鳥獣害に対する方策
・病虫害に対する施策
・肥料、土地に対する相談
・各種機器の導入支援
という感じ。別名、ソフィア様による『農業改革チーム』と呼ばれているw。
国王様からお金も出して貰ってるし権限で知識も広めて貰っている。でも細かな配慮を怠れば上手く行かない事もあるからね。それが出来る体制を整えて頑張って貰えると思う。
ルントシュテットでは補助金制度も設けたのでかなりの農業従事者が増えたよ。学んで貰うのは各協力領地の農業ギルドの人達も一緒だよ。
ここで学んで貰って若手の育成まで行けば国全体に広めるのも楽になるはずだ。
再雇用した彼らは頭も良く農民に説明するにもとても上手だった。
これは思ったよりいい人材だったみたいだよ。これで進められるね。
日本と大きく異なるのはこっちの土地はその多くが貴族達のものである事だ。
古くから森林法などもあって、良く日本のマンガで見るような誰かが勝手に森に行って冒険しちゃうとか何かが取れましたとか何かを発見しましたとかは全部貴族の許可が必要だし、そこでの物は全部貴族の物で、そこから何かを貰う場合には必ず貴族の許可と貴族からの購入が必要になるよ。でなければ当たり前に罰せられるよ。森で取れた果物一個を食べてもダメが普通だよ。貴族に報告して欲しければお金を出して買う。虚偽があれば罰せられるよ。
過去の地球も普通にそうだから、そうじゃないのはゲームの不思議な設定とかじゃないとあり得ない話だよね。
例えば、何かの作物の作付面積を増やして儲けるというのは、農奴でない農民であれば自分の畑なのでそれも可能かと思われるけど、これは逆に資本主義の悪い部分でもあって、これをこっちの作物の方が儲かるからと自由に許可してしまっては足りない食べ物も出て来るし、過剰供給によって破棄する食べ物が発生するかもという問題点がある。
今のルールではこれらは全て申請して『農業改革チーム』の許可が必要になるよ。まあ民主主義でも補助金なんかで調整は可能だけどある程度だね。
儲かればいいとかだけでは現代日本で言う所の『食品ロス』や『物価の高騰』が酷い事になるからね。
勿論、人員や所得なんかをきちんと考慮してあまり不公平のないように割り振るんだけど、上手く割り振った地域だと別の作物でも収穫を競い合うようにとても頑張ってくれたよ。
【数学の勝利】
これには本当にマティーカに助けられたよ。私が全部をやるのはもう無理があり過ぎるからね。
マティーカがようやく私の元に戻って来た。 正確には貴族学院にだけどw。
ずっと鍛冶職人達と連携してルントシュテットのブランジェルとレヴァントに機械式計算機を導入した所だ。もうマティーカは正直貴族学院で学ぶよりもお父さまの力になってもらった方がいい気がするしマティーカ本人もそうしたいと思っているようだ。
(※これまでもあまり出演して貰えませんでしたが、ソフィアに働かされていたからです。これからも働かされますw)
でも子供なのだから他の教科も学ぶ貴族学院も大切だからね。
いや本当に勉強が嫌いだった私の言葉とは思えないねw。(いや正直本人の私もこんなの大笑いだよ)
でも、と言いつつw、
マティーカにさらに解析の基礎を教える為の勉強会を始めたよw。
(これには本人も大喜びだからいいと思ってるけど、いいよねw)
最近はブランジェルでもレヴァントでも商品の売れ行きは商人達の想像を絶する動きをしていて変化も結構ある。これは食品ロスや物価の高騰を防ぐ為の作付面積も同じだ。
倉庫が不良在庫で一杯になればそれだけでも凄い不利益になるからね。
貴族達に行きわたればそれ以上売れなくなるという商品は予測がし易い。でも持続的に消費するものや美味しい野菜や果物がとても沢山取り引きされるようになったからもう需要と供給はぐちゃぐちゃな状況になって来たよ。
(いや、新しい商品や美味しい果物や野菜を開発しているのは殆ど私なんだけどね。org)
商人や農民達はそれまでの経験などから在庫の補充や作付面積の計画を行っているけど、発注が遅れれば生産者の数も限られているから優先順位が下がり、折角の商売の機会を失ってしまったり、発注し過ぎてしまうと在庫が増え倉庫を圧迫してしまい売れ残りの商品が増えてしまう。
勿論、作付面積が適切でなければ、需要に伴う食品が足りなかったり、逆に食品ロスが発生したりしてしまう事がある。
これまでの商売や農業の勘が役に立たなくなって来ているという状態だ。
グラフなんかで可視化しても複雑過ぎる変化はこれだけでは正確には予測不能だね。
これは簡単な数学である程度の対処が可能だ。
数量をまとめると単純に回帰分析によってある程度の信頼度で予想可能な範囲が算出できる。
これは単回帰分析で、まだやってないけど、恐らく日本では私が中学で学ぶか高校で学ぶ程度の簡単なお話だとは思うけどこっちの貴族学院では何故か卒業までこういうのは学ばないんだよね。
日本なら中高生と言う事は大人なら100%知ってる事だからこの差は大きいよね。
私は小学生の頃に学んでいるよw。今では少し笑えるけど勉強しないで死にたくなかったからね。
マティーカも大好きな最小二乗法だね。本当の値は神様しか知らないだろうけど、私達も計算して偏回帰係数の推定値を求めて偏微分した式を0とした2つの式を使って信頼上限と信頼下限が求まるよ。
単回帰分析だけでは信頼が低いので他の要因を含めた重回帰分析を行う為に、他の要因との関係性を見極める必要がある。
他の要因とは領堺の門を通る人の流入量などの要因との相関関係を相関係数で求めて、相関関係が見られれば重回帰分析のファクターとすればいいだけだよね。
相関係数は、分散を求めて標準偏差を求めて二つの単位の異なる数値群の共分散を求めて相関係数を求めるよ。-1~0~1の値で求まるので負の相関か正の相関か無関係かが正か負の少数の数値で求まり判断出来る。掛け算、二乗、割り算程度の長いけど簡単なΣ式で求まる。
これから対象となる商品の予測を正確に行い、予測の信頼下限値、信頼上限値、予測値を求めて適切な商品の発注数を求める事が初めて可能になるよ。
統計学の基本なので凄く簡単だけど、マティーカも直ぐに理解してくれた。
もう、マティーカがいてくれるおかげで私本当に助かるよ。
彼こそまさに私にとってのかけがえのないお宝だよ。
算学の得意でない人には結構面倒な計算かもしれないけど、商人や農業改革チームの人達に広めたり普通に数学が出来る人を増やして相談窓口を作って対処して行こう。
この後、マティーカは曜日のファクターや通行量との関連性を見出して重回帰分析によってより正確な予測が可能になったよ。もうマティーカの事はグレースフェールの解析コンピュータと呼ぼうかなw。
マクシミリアン叔父様とユリアーナ先生に説明して幾つものマンスフェルト商会の商品の結果を提示したんだけど、その半月、更には一ヶ月後の複雑な売り上げが殆ど一致していて叔父様も驚いて感激していたよ。
算学が出来るというだけで、それまで何十年もマンスフェスト商会の発注担当をしていた人の予測と比較しても断然こっちが正しかったよ。お父さまにお願いして貰って広める許可を貰えたよ。
簡単な算数レベルだけど数学の勝利だね! マティーカ。
マティーカのお陰で作付面積だけでなく、商業の方も適切な運用が進み、倉庫が適切に稼働出来る商業改革と呼ばれ始めたよ。
退職した貴族学院の算学の教師クレメルヒェン・フォン・マートリッヒ先生の後任の、応用問題を担当していたブルリアのフランツ・フォン・パーペン先生が『是非参加させて欲しい』と参加して貰い、その後マティーカの話を様々に考察して事例を幾つも集めて論文にして数学者達に発表して新たに統計学という学問の科が貴族学院の専門過程に出来たよ。
フランツ先生は偉ぶるような事のないとても優しい先生だけどとても興味があるようだ。統計学の基礎だけなくもっと一杯あるからこれからも私もマティーカと一緒に学べると嬉しいよ。
◇◇◇◇◇
これらが上手く回れば簡単な検算によって不正が見つけ易くなる。
ここでおかしな権力者を処罰していけば不正は激減するし巨大な不正は無くなるからね。
まあ、私のような利己的な人間が言える事ではないかもしれないけど、欲望や本能だけで生きればそれは単なる獣で社会を構成する、支え合う人じゃなくなっちゃうからね。
『正しいあり方』と言ってもそれは考える人の数だけ存在するのかと思うけど、社会体制の違いから方法は違ってもこれからも私達の考える『正しいあり方』が目指せれば良いかと思う。
不正が出来ない体制を作ってそれをルール化していく。
子供なのでまだ出来ない事は沢山あるけど、これも単なる理想論かもしれないけど色々と実現したいよ。
これからも貴族学院で生活しなければならないのにソフィアのモテ期はトンデモない事に、、、。
対処の為に魔法を、、、w。
次回:第九章最終話:貴族学院で過ごす為のモテ期対策~私が本当の恋するのは~
お楽しみに♪




