表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドゥープレックス ビータ ~異世界と日本の二重生活~  作者: ルーニック
第十章 夢の聖剣
100/129

くま クマ 熊 ウルサー

 クマ。w


 常々内容に問題があるものをカットしてお届けしていますがもう終わりそうなので今回はそのままノーカットでお届けしますw。と、言いつつ余りな本当の話はカットして短くなりましたw。

 考え方がおかしいとかクレームなどがございましたら私の方へ感想をお願いします。

 ゲートルード様のお屋敷を朝早く出発する。

 ゲートルード様はまだ起きて来なかったけどもう大丈夫だそうだ。

 メイドのマレーネさんが「ゲートルード様方の食生活を見直す為になんとかルントシュテットで学びたいと存じます」と言ってきた。

 私は協力すると約束し館を出発してアルフビートへ向かう。


 グレクリスト伯がつけてくれた案内は、規模はマルテの商会の1/10にも満たないんだけどこの領地では大商人クレーデル商会の三男でノアさんと言う。ゾームの樹海のあるベンタスのフラバスと言う地にも商人として何度か出向いた事のある詳しい人なのだそうだ。かなり若いんだけど偉いね。


 ルーファスを抜けサスカッチの街に入るといきなり道が悪くなった。ゆっくりとしか走れなくなったよ。ノアさんによれば先代の貴族から息子に代わりダメな感じになっているそうだ。


 大叔父様はさっきからずっと居眠りしている。余りダメな感じだと言う貴族とは関わりたくはないので出来るだけ早く通り抜けられるといいなぁ。


 山の木々がかなり切り取られ何かの黒っぽいパネルで埋め尽くされているよ。

 かなりの量だけど見渡すとなんか凄く嫌な感じがした。

 

「どうされましたソフィア様?」


 ノーラが聞いて来た。


「いえ、あの沢山のパネルからとても嫌な感じがします。ノアさん、あれは何ですか?」

「ああ、あれはチョイナーから大量購入している干物を作る台です。網になってます」

「チョイナーから?」

「はい。なんでもとても安いからと大量に木々を切り取って並べているようです」


 干物の台と言うけどよく見ても殆ど何も干されていない。


「なんでもチョイナーでは大型の淡水魚の浮袋が高値で売れるそうでここの街の貴族様がやっているだけでなく農業や林業の方々にも勧めていましたが、数が多すぎて魚の浮袋はそんなに集まらないのです」

「それはとても無駄な事をやってますね」

「それでもとても安いからあまり損害は大きくないようですよ」


 いや、こんなに木を切り崩していたら生態系への悪影響や水資源の問題、景観の悪さや材木資源などの多くの問題が発生すると思うけど、、、。


「奴隷を沢山使って作っているので相当安く出来ているそうですよ。チョイナーは本当に酷い国で、その歴史は残虐史と言ってもいいと思います。商取引はありますがわたしのような少しでも知っているものは決して手を出したりしません」

「そんなに酷い国なのですか?」

「はい。そもそもチョイナー何千年の歴史と自慢していますが近年でもシン、ハン、タン、プリスティナとありましたがが全て滅んだ別の国です。そしてとても残虐な人達で騙される方が悪いという考えの国なのです」


 滅んだ国まで続いた歴史と言うなら地球ならインカ帝国も東ローマ帝国もアステカ文明もみんな続いてる事になっちゃうからね。


 ノアさんは結構厳しい残虐な話を教えてくれた。確かに騙される方が悪いとか言う人達と商取引は出来ないよね。

 うっ! ちょっとヤバイ話も出て来てびっくりしたよ。

 人の〇を食べたり、一緒に建国に尽力した人達を虐殺したりすると言うトンデモない話だ。

 みんな猜疑心が強く、自分だけ精神満載でハンという国を作ったリュウバンと言う統治者は敗戦の際に逃げる時に馬が疲れて馬車が遅くなると、少しでも軽くしようと自分の子供を馬車から投げ捨てたそうだ。御者が拾って乗せても何度も捨てたそうだ。


 あ、あり得ないよ、、、。

 私の日本人の子供の感覚から言えばゴミ以下のグズで悪魔だね。何で偉い地位にいたのか理解出来ない。幾つも国が滅びているみたいけどそんな悪魔が恐怖で従えた国が長続きなどするはずない。これまでの歴史で学べばいいのに何で学ばないんだろ。虚飾された歴史でも教わっているのだろうか?


 全ての話があまりに酷い話で、途中ノーラが『その辺にして下さいませ』と止めたけど私が聴きたいと聞かせて貰った。ノアさんの作り話かとも思ったけど本当の事なのだそうだ。

 こんな酷い人達にも本当に大切な事を忘れてお金を積まれたりしたらスパイをして寝返っちゃう人がグレースフェールにもいるのかと思うととてもやるせない気持ちになる。

 

 チョイナーとも敵対していたけど、これは話が通じる相手ではなさそうだね。それで以前一緒に発展という話をしたらお父さま達がおかしな顔をしていたのか。


 流石にここまで酷いと胸やけがしそうだよ。でもそんな残虐で侵略と滅亡を繰り返す非人道的な国の人が何で安値でこんなにパネルをグレースフェールに卸しているんだろ。大事な事だろうから後できちんと考えよう。



「あっ!」


 ノアさんが声をあげた。

 ヒグマが車の前に出て来た。クマの事はウルサという。確かにこのグレグリストの紋章は『ウルサ』(クマ)だったね。

 カーマインさんが車を止め私達の車列がみんな止まった。

 ノアさんが青い顔をして声を潜めて話す。


『以前は殆ど出て来なかったのですが最近多いらしいのですよ。この珍しい乗り物に興味があるのかと思いますがウルサが行き過ぎるまで静かに待ちましょう』


 こ、ここは経験豊富な人の意見に従った方がいいよね。

 私は通話魔法で後ろの車のビアンカとオットーさんに伝えた。


『は、はい』

『畏まりました』


 ノーラもマルテも恐怖で顔が引きつっている。


 キャンピングカーじゃなくてオープンカーだったらヤバかったね。

 かなり大きなヒグマで四つ足なのに大人の背丈位あるけど結構痩せてるね。

 夏の時期なのに食べ物が少ないのだろうか? 人里近くのこんな道にまで出て来るなんて、、、。

 みんなが息を飲んでひっそりとしている中、大叔父様のいびきだけが聞こえていた。


 窓ごしにクマが中を見た。サ、サファリパークなの!?

 のしのしと歩いて2台目のビアンカの車の方へ行く。

 ライナーさん、レイモンドさん、クルトやハイデマリー達が同乗しているけど食料の入った荷車を牽引している。

 食料不味いかな。


「姫様、荷車が!」


 ヘルムートがそう言うと同時にビアンカの運転する車が襲われ食料の入った荷車の牽引部分が折れて倒された。


 バキッ!!

 ドシーン。

 

 ドシャッ!


 えー、食料がダメになっちゃうよ。盛大に小麦粉や米、果物、野菜がぶちまけられた。

 あーー。あの太い木が割れちゃうとか相当力が強いね。完全に荷車の部分がひっくり返されたよ。

 こんなの怪獣じゃんか。


 グラーチェスボクスがクマに簡単に壊され肉も土まみれだ。クルトが丁寧に下処理を終えた鶏肉を食べている。なんか座って食べてる姿は人間のようだよ。

 ビアンカの車は曲がっているけど倒れてはいないようだ。よかった。


 ヘルムートがこっちを向いて言った。


「姫様、退治して参りましょうか?」


 ざっと周りにも何頭かいて一頭さらに大きなのが近づいて来る。

 これ相当危ないよね。


「ヘルムート、危険ですよね。カーマイン、ライフルと弾丸はありますか?」

「はい。ございます。わたくしが、、、」



「うん!? どうした?」


 大叔父様が後ろの荷車が倒された音で起きたようだ。


「うむ、ウルサか。肉を喰っておるなら退治するしかないな。丁度良い、ランハート殿、レイモンド殿。姫様に剣で退治してみせよ!」


 後ろの車で二人が驚いた顔をしている。


「大叔父様。流石に危ないですよ」

「ソフィア様。ウルサは狩りの一種で軍事訓練にもなるものだ」

「でも、他領の街の獣を狩るのはダメですよね」

「普通レーポス(うさぎ)なら庶民の農民が狩っても目こぼししてくれる。この辺りではウルサなどレーポスと同じじゃろ」


 そうなの?

 まあ二人なら大丈夫だとは思うけど、、、。


 レイモンドさんが大声で答える。


「ビッシェルドルフ様! ウルサは幾人かで狩猟用の弓や槍、落とし穴で退治するものではありませんか?」

「二人共ルントシュテットで鍛えておるのだ。それくらいなら大丈夫じゃろ。前足の爪と牙に注意し闘気で負けぬように見せてみよ」

「は、はい!」


 二人が車から降りた。こんなのが訓練だとかやっぱり大叔父様はヤバイねw。

 二人共もう長剣で盾はない。ちなみに短剣を使う事もあるけど長剣こそが騎士の証だよ。

 追い払うだけでいいからね~。本当に怪我をしないで欲しい。


 大きなクマが唸りながらランハートさんとレイモンドさんの周りを時計回りに廻る。二人共足を止めずに同じように廻った。上手くすり足が出来ている。

 クマは今にも襲い掛かりそうだ。


 左後ろからもっと多きなクマが出て来たのを感じた。

 明鏡止水の出来ていないランハートさんとレイモンドさんは未だ気が付いていない。


 私は二人に教えようとすると大叔父様に止められた。


「うむ、仕方ないの」


 大叔父様が車から出た。


 ドアを閉める音と共にクマが物凄いスピードでランハートさんに飛び掛かる。


 バッ!

 ランハートさんは合わせて高速に後ろにステップしてよけ、物凄く高速に何度も振って来るクマの前足を剣で斬ったけど切れなかったようだ。クマはさらに頭をランハートさんに近づけ牙で噛みつこうとするけどランハートさんは更に斜め後ろに飛んでこれも避けた。


 ハッ!!


 レイモンドさんが大きな剣で回転しながら切りつけクマの腕の下に当たったけどあまり切れていないようだ。恐らく毛が硬くて刃が通らないのだと思う。


 大叔父様がクマの方へ行き二人に話す。


「何をしておる。ウルサの毛は固く刃は通らんぞ。喉、目、耳を狙うのだ」


 ザシュッ! ビッ!


 ダッ!!


 大叔父様がクマの喉を切り耳に剣を突き刺してクマの前足を避けて後ろに飛んだ。

 クマは向きを変え逃げようとするけど、そのまま倒れた。


 ドサッ!


 もう一頭が来た。

 さっきのクマより大きい。


「わしは闘気で負けぬように言ったはずだが?」


 大叔父様が更に大きなクマの方へ歩いて行く。

 クマが尋常でない唸り声をあげた。


 グルルー。


 大叔父様がクマを睨みつけた。

 

 おお、なんか大叔父様の闘気がいきなり上がったよ。

 これ、模擬戦で私と戦った時と同じようにいきなり集中力を上げて闘気を強めるやつだ。

 

 クマもそれに気が付いて大叔父様の目の前で唸りながら立ち上がった。

 大っきい!

 大叔父様の倍くらいあるよ。でも大叔父様は睨みながらクマの顔を見上げた。


 するとクマが左後ろに前足をついて大叔父様から逃げて行った。

 マジか! 大叔父様がクマとの睨み合いで勝ってクマが逃げていったよ。

 でも多分クマの判断は正しいだろうけど、、、。

 ランハートさんもレイモンドさんも剣技は上手いけど大叔父様の方が戦いに場慣れしているし闘気も強かったようだ。でも普通こんなの出来るはずないよ。


「ヘルムート、ミスリア、食料の確認に行きます」

「「はっ!」」


 あちゃー。完全にぶちまけられて野菜や果物、肉の多くは谷側に落ちちゃってるよ。取りに行けそうにないね。肉も小麦粉も卵も全部ダメだ。

 あー、夕飯が、、、。


「ソフィア様~」


 クルトが泣きそうな顔をしていた。


「こぼれていないお米とそこのブラシカ、シェーパそれにククミスは少し大丈夫そうですから、荷車は諦めて車に積んでください」

「はい」


 洗えば少しなら大丈夫そうだ。


 倒れているクマを見に行く。

 近くで見るとめっちゃ大きかったよ。前足を振る速さも人間より速かったけどあれくらいなら身体強化していたらよく見えたよ。

 でも体重差もあるから私なら戦いたくはないかな。ライフルもあるんだし大叔父様の言うようにライフルで喉や耳、目を狙えば大丈夫だと思う。


 ビアンカの車を見に行く。


「ビアンカ。大丈夫ですか?」

「は、はい。ちょっとちびりそうでした。荷車は無理ですが蒸気車は大丈夫なようです」


 ビアンカの席からだとクマは目の前だったからね。

 車体は道から少し斜めになったけど牽引部分は木製だったから折れてくれて逆に助かったのかもだね。


 一番後ろの車両からザルツ達も降りて来てランハートさんとレイモンドさんが何か言われて肩を叩かれていた。


「ソフィア様。面目ございませんでした」

「いえ、でもランハートさんは後ろに移動する際の剣への力の伝わりが弱いようなので腰の使い方に注意してください。レイモンドさんはあのように回転しながらは目が切れてしまいますのでやめた方がいいですよ」


「「は、はい」」


 一応簡単に気が付いて私が判るところをアドバイス。


 ランハートさんとレイモンドさんが二人で話し合っている。

『くっ、回転切りは必殺技なのに、、、』

『おそらくソフィア様なら目が切れた瞬間に切られるぞ』

『そうだな。でも、ソフィア様なら素手でウルサを倒しそうだ』


 ゾワ~。


 なんとなく失礼な意見が聞こえたような気がするけど遅くなりそうだから出発しよう。


 クマの死骸と荷車は諦めて邪魔にならないように脇に避けた。クマは相当重く大人8人がかりでようやく移動出来たよ。


 やっと出発する。明鏡止水で確認すると結構な数のクマが道の近くにいるようだ。危ないところから早く離れたいね。

 

 大叔父様が沢山のパネルを見て『あれは何だ』とノアに聞いている。

『あんなに木を伐ってパネルを置いてはウルサが食べる木の実もないであろう』


 確かにそうかもしれないね。生態系がおかしくなるのは当たり前だね。


 大叔父様は貴族の代替わりについて聞いて成程のうと言ってからこの街の事を話してくれた。


『2代前のこの街の貴族は第二夫人にチョイナーの娘を娶ったのだ。その際に側使えも沢山チョイナーから連れて来てサスカッチの街に住みその子孫が結構な数がいるから今もチョイナーと繋がりがあるのだろう』と言っていた。


 グレグリストではルントシュテットのお父さまのようにチョイナーの新しい法で取り締まっていないのだろうか? まあ商売とかならまだいいのかもだね。


 問題は今晩の食料だね。


「大叔父様、食料がかなりダメになってしまったのですけど野生の鳥などを狩って後で街の貴族に報告ではダメなのでしょうか?」

「わしらなら構わんだろうがサスカッチの街の貴族は代替わりで問題がありそうだからアルフビートに入ってからの方が良いであろう」

「判りました」


「ヘルムート。アルフビートに着いたらお願いね」

「畏まりましたソフィア様」


 ヘルムートは器用だから何か狩ってくれるよね。

 ご飯と調味料くらいしか残ってないなぁ。


 パネルの景色がなくなり道が綺麗になった。サスカッチの街で感じていた嫌な感じがなくなり少し頭がすっきりとしたような気がした。


「アルフビートに入ったようじゃな」

「はい。もう少し先に休める場所があります」


 ノアは良く知ってるから助かるね。

 直ぐだったよ。


 車を停めてキャンプの準備をする。

 ノアさんが詳しいというのでヘルムートと一緒に狩りに出て貰った。

 まあ、ダメならおせんべいでお茶漬けかおにぎりかなw。


 クルトと相談したけど食材がお米しかないので取り敢えずご飯を炊く。

 ククミス(きゅうり)を浅漬けにする。

 美味しい獲物が狩れますように。

 尖塔師のウイルソン・フォン・クルーゲさんが色んな事があり過ぎてお父さまにどう報告するのか考え込んでいた。


 マルテがミスリアと近場で野草やキノコを採って来るという。


 まだ夕飯には時間もあるしコンバットレーションもあるのであまり心配はしていないけど暇な護衛の人達が訓練を始めたよ。さっきの大叔父様の凄かったからね。


 ご飯が炊きあがってから暫くしてヘルムートが猪を処理して半身持って来た。

 人狼ではなく人熊(じんゆう)が出たそうでずっとこちらを見ていたので半身置いて来たのだそうだ。

 人熊?


 こっちではウェラビアというそうだ。ウルサじゃなくなるんだね。

 伝説レベルのお話では人狼は筋肉の間に尻尾を隠した狼に変身する人だというけど以前は教会も認めていなくて教会へ連れて行ってもパンと水で10日間過ごさせるだけだったけど今は認めていて火刑になる。

 実際は慢性的な栄養不足や抑圧された生活などからおかしくなって自分を狼だと思い込んだ人が家畜を襲ったり森で逃げたりしているのだそうだ。

 その熊版が人熊なのだそうだ。


 つまりちょっとおかしくなっちゃった人なんだね。肉を置いて来たって生で食べるのかな?

 結構怖いね。


 マルテ達が取って来てくれたのは残念ながら毒キノコだったよorg。

 取り敢えずクルトと考えて猪(アプルム)があるので生姜や醤油で獣臭さを消してルーロー飯にしてみた。

 付け合わせはきゅうりの浅漬けだよ。


 ちょっと味が濃かったけど食べやすくてご飯が進んでみんなに好評だった。大叔父様はおかわりしてたよ。良かった。


 クマが出ると怖いので順番に焚火で寝ずの番をしてくれるらしいけどキャンピングカーの中の方が安全じゃないかなぁ。


◇◇◇◇◇

 

 お昼休みに舞ちゃんが大きな紙袋を持って来た。


「枕出来たよ~」

「もう出来たの!?」

「これが型紙ね」

「ありがとう~!」


「猫さんの手だと小さいからもうちょっと大きくしておいたよ」

「何から何まで本当に助かるよ舞ちゃん」


 ラッピングされてるから帰ってから開けるのが楽しみだよ。


 ・・・。


 ガサッ、あっ!


 こ、これ、、、。クマの手になっていた。

 いや、確かに猫さんの手だと小さくて寝返りし過ぎ防止にならないのかもしれないけど、、、。


 試しにベッドに枕を置いて頭を乗せてみた。


 な、なんとなく、クマさんの肉球が目に入って夢の中であんなにおっきなクマを見たからちょっと気になるよ。

 でも気にしなければこれでぐっすりと眠れそうだよ。


 舞ちゃんさんきゅー!

 ポチっとな。

(お礼のメッセージですw)

 

 次回:アルフビートの貴族から『人ならざる者』について詳しく聞きゾームの樹海に行くソフィア達。

 巨大な三脚器の自動人形にやられ『もう嫌だ』と思い始める夢美!

 果たして!


 お楽しみに♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ