異世界から来たリクは本当に使えない

異世界の放浪者　神崎　陸
そして
修道女であり獣猫人　アーニャ・クローラウス

襲いかかるモンスター。
吹き荒れる風。
野性味の溢れる無骨なキャラ達。
うまく行かない毎日。
難易度『マザー・アカナ(最高難度)』に設定されているのは幸か不幸か。

リクは異世界に翻弄され、転げ回り、異世界に産み出された事を怨み、後悔する。

上手くいかないし、きっと読者はこの話から離れ。
残った者は歯痒い思いをするだろう。
しかし、失敗の底に小さな花を見つけ出す事が出来た時・・きっとリクはそこにいる。

アーニャはそんなリクを励まし・・。
時に回復魔法を駆使して慰めるのだった。

※この作品は見た目や種族による偏見、差別が含まれています。
※異世界で行われていた外科治療、民間療法が書かれていますが、決して真似しないでください。
※異世界で食べられていた食品、料理。また、衛生管理の杜撰さ、行儀の悪さが描写されていますが『異世界臭さ』を演出する為に描写しています。
※沈黙や静寂も重要な文章であると考えているので、オノマトぺを多く使用しています。