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渋谷スクランブル物語  作者: 真白 夢
3/4

03職場にて

『おはようございま〜す。。』

遠慮がちに挨拶をするが、まぁ返事はほぼ返ってこない。

おーい、私の声聞こえてますか?

私のこと見えてますか?

見えてないならもう私いらないですよねー?

帰っちゃいますよー?


なんて思いながら作業着に変身。

お仕事戦隊ミドレンジャー!(作業着が緑だから。)


朝礼が始まり、本日の作業の配置を発表される。

売り上げがどうだとか目標はなんだとか言ってるセンター長。

彼なりに与えられた使命を全うすべく日々を懸命に生きていらっしゃるのね、パチパチ。

他人事 of 他人事のように自分の直属の上司の癖のある話し方と、たまに合う目線に反応して頷き、話を聞いているふりをした。

いつもの職場の風景を見ながら、頭ではあの人のことでいっぱいだ。

元気にしてるのだろうか。

私なんていなかったみたいに、私なんていらなかったみたいに

元気にしてるのだろうか。

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