表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
渋谷スクランブル物語  作者: 真白 夢
2/4

02東京で生きる

8時にセットしたアラームは

何度目かのスヌーズで起きる。

毎朝毎朝、身体が重い。

朝って、みんなどうやって起きてるの?

体調不良とか言って休もうかなぁ。

それとも身内の不幸を使ってこのまま・・・

なんて考えながらも無理矢理テレビをつけて

お湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れる。

むさ苦しい。

朝と書いて憂鬱と読む人生だ。

着ていく服を選んだって、顔は疲れて可愛くない。

メイクをしたってシワは消えない。

30歳を手前に着実に重ねている年は、何も変わらない私の生活を置いてけぼりにしていく。

私のなりたかった大人って、どんなだったかな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ