第67話 白衣の大天使様、御降臨あそばす
す、推敲する時間が無い…。
#あらすじは後書きへ
目が覚めると、白い天井が目に入った。木組でも、漆喰塗りでも無い、白いコンパネ貼りの天井だ。顔を動かすと、これまた白い、無機質な壁が目に入った。目を上にやると、柵のようなものが見えた。これ、まるで昔入院してた病院の病室みたいだな。
「お、起きたか、気分はどうだ?」
声がした方を向くと、そこには夏織さんが居た。相変わらず道着を着崩したような格好で、胸元も若干はだけてるような気もせんでも無い。率直に、エロいのだ。まあ、何というか、本人は見た目ガサツだし初見ではあっさりした性格なので、ねちっこさはないけど、スリット的に見えている御美脚も含めて、健康的なエロスも良いモノですな。あー、春香さんもあれくらいあったら揉み心地も良いんだろうけどなぁ、まああれはあれで感度抜群なので虐めるのが楽しいんだけどグフフ、などとぼーっと考えていると、気になる言葉が聞こえた。
「えーっと、起きたらナースコールだったな」
ナースコール?やっぱりここは病院?え、でも戦国とか江戸時代よりもっと前っぽいあの世界に病院?
あれはやっぱり夢?でもここに夏織さんが居るってことはやっぱり異世界のまま?俺が逡巡している間に、夏織さんがベッドサイドのナースコールにしか見えないボタンを押した。殆ど間を置かずに、頭の上側から声がした。
『はーい、どうしましたか?』
「ああ、アロイス殿が目を覚ましたのだ」
『分かりました、行きますねー』
夏織さんと看護師?さんとのやりとりが終わると、部屋は静かになった。ああ、懐かしさすら感じるこのモノラルスピーカーのショボい音声。何だか聞いたことのあるような声だったな、看護師さん。まあ、気のせいだろう、看護師の知り合いなんか、まあ、居ることにはいるが現役じゃないしな。ということで、気を取り直して夏織さんに聞いてみた。
「ここはどこなんだ、夏織さん」
「桜殿曰く、ビョーイン、というところらしいぞ」
ビョーイン、ビョウイン、病院?ナースコールを持ったままベッドサイドに立っている、普段通りの着崩した道着姿の夏織さんの口から聞くと、違和感しか感じないのだが。しかし、確かに病院だと言われれば、納得の雰囲気だ。
夏織さんの後ろには窓があり、外の景色が見えていた。とは言っても、木ばかりが見えていて、ぱっと見では建物などは見えない。しかし近いなあの枝。あの枝の葉が全部落ちる頃には、とかってできそうな雰囲気だ。あれ実際にやったら掃除のおばちゃんに速攻で消されるんだろうけどな。
俺が夏織さんの後ろの窓をマジマジと見ながら『まさか意表を突いてイメクラとかいうオチじゃないだろうな』とか明後日なことを考えていると、部屋の扉、引き戸が開き、人が入ってきた。桜さんと春香さん、見慣れた着物姿ではあるが、この部屋に対して違和感がありすぎるな。いや、着物着てる人もいたけどね、うん。基本白いファーとセットな訳で。あの白いファーは何だろうね、未だに意味不明だ。あと、ニワトリのトサカみたいな、アゲアゲヘアー。うん、どうでも良い方向に思考が。
「やっとお目覚めになりましたか、アロイス様」
俺と目が合うや、満開の桜もかくやと言わんばかりの笑顔を浮かべて、桜さんが寄ってきた。側までやってきたかと思うと、俺の手を取り、今度は心配そうな顔で俺の顔を窺う。
「心配いたしました」
「あ、ああ、心配かけてごめんな」
ついつい素で返した俺に、彼女は蕩けるような笑顔を見せた。コロコロと表情が変わる子だな、ホント。しかしその顔は今は止めようか、自制が効かなくなるからね。
「お、俺はどれくらい寝てたんだ?」
「2日程ですよ、アロイス様。お加減はいかがですか?」
誤魔化すように聞いた俺に、桜さんが労るように聞いてきた。ああ、ええ子や。
「そんなにか。うん、大丈夫だよ」
「全く、流石に心配したわよ。起きて何よりだわ」
桜さんの後ろから春香さんも声をかけてきた。出会いはアレだったが、何だかんだ言って心配してくれるくらいの関係にはなれていたようだ。
「ああ、ありがとう春香さん。夏織さんに、桜も、ありがとうね」
「気にすんな、座ってただけだ」
そう言って笑った夏織さんに、俺はドギマギした。忘れがちだが、素はとっても良い女なのだ。フラッと手が出そうになるのを我慢して、俺は気になっていたことを聞こうと口を開いた。
「そう言えば、何で病院…」
その時、部屋の扉がノックされ、人が入ってきた。服装からして、看護師さんのようだ。うん、ナース服にナースキャップ、どう見ても白衣の天使、看護師さんの登場である。カートを置き、引き戸を閉めているために後ろ姿ではあるが、慈愛の象徴、看護師さんである。ここまできて振り向いたらおばちゃんだったりしたら、ちょっとがっかりするかもしれんが。
「お加減はいかがですか、ルーデルさん」
お、声は若いな。スピーカー越しに聞こえた声と同じだ。これは良いではないか、良いではないか。でもやっぱり聞き覚えがあるような気もするんだが、まあいい。もっと近う寄れ。
などとおっさん趣味全開で妄想していた俺の視界に、振り向いた看護師さんの顔が入った。
その瞬間、世界は崩壊した。
あらすじ:起きたら病院で、看護師さんが…
段々頭悪い文章しか書けなくなってきた気が(苦笑)
元から?




