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1日10行不定期な読みもの  作者: 青柳
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携帯

話が続くに連れ不快感を感じる方もいらっしゃると思いますが、どうか最後までお付き合い為される方がいらっしゃるなら嬉しいです。拙いものですがどうかお楽しみ下さいませ。

ドアを握る手がやけに震えていた。

連日残業続きの職場に携帯のバイブ音。10年前に離れた父からの電話だった。

仕事中に電話なんて取れない為、少し後の食事休憩に折り返し電話をする。

5コールのち「もしもし…今大丈夫か」と父の声が聞こえ休憩だと返事を返した。

金の用立てなら断る予定だった。

電話から聞こえた父の願いは、父方の祖母の顔を見に来て欲しいとのことだった。

仕事が忙しく、休みなんて取れない状態。転職希望のハローワークすらいけない。

肉体的にも精神的にも疲労していることを伝え、行けないと言った。

それでも父は、一度でいい。顔を見せに行けとしつこい。近くのコンビニで今日の御飯を購入しつつ、現状を伝える。

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