表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/7

私〜幼少期4

「どうした?c4」

パパが野菜室からレタスを収穫してきた。

私は無言で走り寄り、パパに抱きつくと、火がついたように泣きじゃくった。

「なにかあったのか?」

「イオが、イオが……s3を」

「s3?そういえばいないな」

「シホ。おしゃべりは嫌いだよ」

イオが微笑みながら言った。

私は震え上がり、パパの陰に隠れた。

「シホ。s3は生きてるよ」

「えっ。本当?」

「俺の仲間が都市周辺にいて、ダストシュートからs3が出てきたら蘇生させるはずだ」

「いったいなんの話だい?」

パパが怪訝そうに聞いた。

「シホ。お前は俺と同じ年になったら、手術を受けるんだ」

「やだ」

「それまで自由にさせといてやるよ」

イオがくっくっと笑った。

「イオなんか、大嫌い!あっち行って」

ふっとイオが思いついたようにどこかへ行こうとした。

パパは4人で行動するよ、って言っていたのに、そういえば、男の子がいなくなる前に、パパがいなくなっていた。

野菜室から出てきたパパは別のパパで、あんまり事情を知らない様子だった。

「ダメ!イオ!一緒にいて」

「なんだい、あっち行けって言ったり一緒にいろって言ったり」

私がイオを見張らなければ。

強い使命感が湧き上がった。

「私をお嫁さんにするんでしょ?いつも一緒にいてよ」

イオは満面の笑みを浮かべた。

「そりゃ嬉しいね。だがなにがお前をそう言わせる?」

「イオのこと、全部知りたいの」

「なるほどね。……俺はこの都市のことを全部知りたいんだが、一緒に学習室に連れて行ってくれないか?」

「……わかった」

私は、どうすればいいか考えを巡らせながらイオを案内した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ