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満月

作者: 秋葉竹



目があって

なければきっとこれほどの

か細い恋など始まらなかった


名前とか

呼び捨てるのはやめてよね

まるでアイツを思い出すから


交差する

イデアの風に揺らされて

私は思ったとおりに生きたい


閉ざされた

青空みえない人生を

地を這い進んだ未来は信じて


夜の街

大きな橋から大声で

『好きだーッ!』と叫んだ青い春ゆえ


夜が好き

皮肉が好き、嘘が好き

君の嗄れた歌声が好き


あたしなら

あなたとふたり生きるため

泣きたいほどの孤独に耐えよう


それでいい。

それだけでいい、優しさと

絶対裏切らない眼を、みせてくれれば。


目もくれず

こころがじっとみつめてる

風に吹かれる君の仕草を


なにもない

ひとりの道を歩いたら

あなたが三倍大事になった


あたしだけ

そっとホントを言おうかな

ふたりで一個の満月になりたい








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