僕は好きな女の子の収集癖が止まらない!
僕は、今付き合っている彼女のモノを何でも
集めて取っておくのがたまらなく好きなんだ!
元々、ずっと彼女の事が好きだった僕は、、、?
彼女が、捨てたモノを拾って集めていた。
彼女が、コンビニで飲んだアイスコーヒーの容器や
パンが入っている袋、彼女が使った後のティッシュ
朝飲んでいた、缶コーヒー等々何でも拾って持ち帰る。
僕が、彼女の捨てたモノを拾っているところが誰にも
バレないように慎重に素早く事を終わらせる事を心が
けていたし! 職場の人から僕は“いい人”で通って
いたので、まさか!? 僕が彼女のストーカーだとは?
誰も思ってもみないだろう。
・・・彼女でさえ。
僕が彼女のストーカーだとは? 思ってもみないと思う。
彼女と僕は、ひょんなことから付き合うようになった。
彼女の趣味と僕も一緒だった事から意気投合して付き合いだしたんだ。
職場の人達と飲み会で、彼女の趣味の話になり。
僕と彼女は、同じ趣味の話で二人で盛り上がった。
『私の趣味は? その辺に落ちている石を集める事なの!』
『・・・・・・』
『へ~え! そうなんだね!』
『・・・・い、石って? そこら辺に落ちてる石でしょ?』
『うん!』
『・・・おっ、俺も石好きだよ!』
『僕も、石を集めるのが好きなんだよね!』
『・・・えぇ!? 一澤さんも、石集めが趣味なんですか?』
『そうなんだよね! 石の魅力って? 凄いよね!』
『ハイ!』
『・・・・・・』
他の職場の同僚たちは? 僕と彼女の会話についていけてなかった
と思うよ。石に興味がある人って? 相当、変わり者だと思うしね!
彼女は、職場では? 1.2の美人さんでね!
ここで働いている男達は、みんな彼女狙いだったし!
どうにか? 彼女と共通の話題で盛り上がりたいと思ってたんじゃ
ないかな? 僕もその一人だよ。
まあ、僕の彼女への収集癖のおかげで!
僕は、彼女と共通の趣味を手に入れたんだ。
お互いの趣味が合うと? あっという間に仲良くなって今に至る。
彼女のバックの中に、盗聴器を仕込んであるから! 何処に居る
とか何の話をしているとか? 誰と居るとか? 全部分かるんだ。
彼女が家に帰って来る時間まで分かっちゃうんだよ。
彼女は、恐ろしく鈍感な人らしく! 僕が彼女のストーカーだとも
僕のおかしな行動さえも気にならないみたいだ。
『ごめんね、今日は! 友達と飲みに行くから帰るの遅くなるの!』
『分かった、行っておいで! あんまり遅くならないようにね!』
『うん!』
今日も、彼女の行動をすべて監視するよ。
だって! 君は僕のモノだから、僕がどうしようと関係ないよね。
さてさて! 君は、本当に僕に内緒で浮気とかしてないか調べないと。
男が1人でもいたら? 君にお仕置きしないといけなくなっちゃう。
僕に、隠し事は一つもなしだから! 君は僕だけのモノ。
最後までお読みいただきありがとうございます。