見習い騎士二人の話
ここから始まる物語
「──リグ、OKN隊に配属されたんだね──俺もリグと一緒がよかったなぁ」
配属先が書かれた張り紙を見ながら、俺の幼なじみが言う。
「???……一体どういう事だレン。意味がわからないぞ?」
「知らないのか?リグの配属された部隊は、野営の時の飯がめちゃくちゃ美味いって有名だぞ?」
幼なじみのレンが熱心に話す。
「そうなのか?レンの所はどうなんだよ?」
「そうなんだよ!羨ましいなぁ。俺の所は狂戦士隊だよ。チクショー」
「大丈夫なのか?……それ」
「………大丈夫じゃないかもしれない。」
後に騎士となった二人は、それぞれ有名な騎士になったのは言うまでもない。