あまおと
むかしの、昔。
そのまたムカシ。
ボクらはひとつの海だった。
ふりはらう必要のないボクと
海の音|«アマノネ»静かに響いてた。
むかしの、昔。
愛おしいヒビ。
ボクは汝|«アナタ»のなかだった。
ふりはらう術|«スベ»のないボクは
汝の音|«アマノネ»密かにきいていた。
きょうの、夕刻。
突然のアメ。
ボクは片手で滴|«シズク»をふせぎ
もう反対にはイヤホンもった。
ふりはらうことしかできないボクは
天の音|«アマノネ»遠くてきこえない。
むかしの、昔。
そのまたムカシ。
ボクらはひとつの海だった。
ふりはらう必要のないボクと
海の音|«アマノネ»静かに響いてた。
むかしの、昔。
愛おしいヒビ。
ボクは汝|«アナタ»のなかだった。
ふりはらう術|«スベ»のないボクは
汝の音|«アマノネ»密かにきいていた。
きょうの、夕刻。
突然のアメ。
ボクは片手で滴|«シズク»をふせぎ
もう反対にはイヤホンもった。
ふりはらうことしかできないボクは
天の音|«アマノネ»遠くてきこえない。
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