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あまおと

作者: 霜夜レイ子

むかしの、昔。

そのまたムカシ。

ボクらはひとつの海だった。

ふりはらう必要のないボクと

海の音|«アマノネ»静かに響いてた。


むかしの、昔。

愛おしいヒビ。

ボクは汝|«アナタ»のなかだった。

ふりはらう術|«スベ»のないボクは

汝の音|«アマノネ»密かにきいていた。


きょうの、夕刻。

突然のアメ。

ボクは片手で滴|«シズク»をふせぎ

もう反対にはイヤホンもった。

ふりはらうことしかできないボクは

天の音|«アマノネ»遠くてきこえない。

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