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0.~プロローグ
異世界〈エレメンテ〉そこは洗練された魔法と高潔な人々の精神、そして清らかな輝く〈水〉の〈大海〉 生命の〈樹〉と〈大地〉 広がる〈天空〉から見守る聖なる〈炎〉の太陽。幸福の夢幻世界。
ここは、素晴らしき世界・・・・・・だった。
それは突然の災厄。〈エレメンテ〉は別の世界の〈暗黒〉に呑み込まれた。
世界を汚す〈侵略〉である。
〈エレメンテ〉の人々はこの世界を救う為に決断をした。
〈炎〉の〈守護〉
〈水〉の〈守護〉
〈樹〉の〈守護〉
〈守護神〉の力を受け継ぐ三人の〈勇者〉に世界を託して。
〈勇者〉達は一時的に〈エレメンテ〉を離れる。不完全な〈守護〉の力を完成させるために。
別世界の心の〈炎〉〈水〉〈樹〉の強い力と合わさることで完成すると言われている。
〈エレメンテ〉の人々はそれを〈伝説〉と呼んだ。
〈伝説〉の〈ヴァルガーナ〉と。
〈勇者〉達が旅立つと同時。それを察知するように〈暗黒〉の〈使徒〉も世界を飛んだ・・・・・・。
そして、舞台は我々の世界へと・・・・・・移る。