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花記① 水色の蝶

 私は自分の部屋で、箱を取り出した。


 鍵付きの、大きな箱。


 私は、その箱を開けた。


 箱の中に入っているのは、これでもかというほど眩しい、水色の蝶。


 綺麗だな、と思う。


 でもそれと同時に、この辺りには明らかにいない、異質な蝶だった。


 そんな蝶をしばらく眺めて、そして箱を閉じて、しまった。



 はあ……。


 私が写真部の部長の光樹と付き合ってるのはもちろん部長が好きだからだけど。


 でも、秀映が写真部に全く関わってくれなくなったのは、本当に悲しい。


 どうすれば……いいのだろう。


 秀映のこともそうだけど、もう一つ。


 水色の、蝶のことに関しても。

お読みいただきありがとうございます。

一章はこれでおしまいです。

本作は現実恋愛のジャンルなので、水色の蝶の謎めいた要素よりは、主人公と後輩のラブコメを描きたいと思っております。二章も読んでいただけたら嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[一言] クソな幼馴染の女とは、早く決別した方が良いかも。
[良い点] この作品の優しい雰囲気がとても好きです。 [気になる点] あくまで個人の感想ですが、水色の蝶がロボットだったという荒唐無稽なくだりは 折角のこの作品の良い雰囲気を壊してしまっているように感…
[気になる点] 幼馴染みは主人公が助けない限り、警察に捕まるか、水商売一直線かな。この流れだと [一言] 幼馴染みは主人公に好意を持ってないっぽいから、いくらお金がなくて上手い話に飛びついて、脅迫脅し…
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