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真・恋姫†夢想~三国無双の血を引くもの~  作者: 疾風海軍陸戦隊
天水日常編
54/63

定軍山のスナイパー(後編)

前回のあらすじ俺は詠の頼みで定軍山に潜み近くの村を襲う黄巾党の残党を討伐すべく月のところから古く使えている徐栄さんとともに定軍山へと向かうが進軍中、霧によって部隊とはぐれ、遭難した。そして途方に暮れていると何者かに狙撃される。俺は狙撃された相手を追っていたが暗闇にため逃げられ、仕方なく野宿をすることになった。そして俺は同じく討伐に来ていた徐栄さんと会うのだった。



「徐栄さん・・・」


「火、あたらせてもいいかしら?」


「ああ。」


俺が徐栄さんの言うことにうなずくと徐栄さんは焚火のそばに座った。その姿は泥とかで汚れていて頬にはかすり傷がついていた。


「徐栄さん。なぜこんなところにいるんですか?確か別の進路で定軍山に向かっていたはずだろ?」


「実は霧のせいで部隊とはぐれてね。あなたも確か定軍山の近くの山を通っていたはずでしょ?なんでこんなところにいるの?」


「俺も同じ理由さ。それよりここはどこなんだ?」


「さあ・・・・わからないわ。でもこの山の雰囲気には見覚えがあるわ。ここは定軍山よ」


「へ?定軍山?そんな馬鹿な!だって定軍山はまだ先にあるぞ」


「私もわからないわ。ただ私は小さいころ定軍山で遊んだことがあったからよく覚えているわ」


「そうですか・・・・・そういえばさっき誰かに弓矢で狙撃されたんだけど、もしかして徐栄さんですか?」


「・・・・?何を言ってるの?私は弓なんて放っていないわ?それに私も何者かに狙撃されたわ」


「え?もしかして徐栄さんも?」


「ええ、しばらくここいら辺を探し回っていたらいきなりね。幸い頬を切っただけだから問題ないわ・・・・」


「そうですか・・・・・それじゃあ、俺たちを狙撃したのは敵ってことですかね?」


「おそらくね。猟師じゃないってことは分かるわ。それにあの狙撃の腕、…おそらく黄巾党の残党兵。しかも元狙撃兵をしていた可能性があるわね」


「今でも俺たちを監視しているんでしょうかね?」


そういい俺は堀から顔を出すと・・・・


ひゅっ!


俺の顔のそばにあった枯れ木に矢があたる


「どうやら監視しているみたいね。今うかつに動いても的にされるだけだわ。朝になるのを待ちましょ」


「‥‥そうですね。あ、これ食べますか?」


そういい俺は非常食の乾パンを渡す


「…もらうわ」


そう言い、徐栄さんは乾パンを受け取りそれを食べる。


「…おいしい。固くてまずいと思っていたんだけどね」


「ああ、朱雀屋で働いている典韋って子が作ったやつなんだよ。あの子の料理、結構うちの隊士に人気でさ」


「そう・・・そういえばこの前朱雀屋で私の部下が失礼なことをしてしまったわ。本当にごめんなさい」


「いや、いいんですよ。気にしていませんから。」


「そう・・・・ふぅ~」


すると、徐栄は両肩をに身を寄せ震える。夜の山はとても寒い。そのため薄着の徐栄は寒く感じるのだ。すると・・・・


ふさぁ・・・


吹雪が服の上着を脱いで黙って徐栄に着せる。


「・・・・沖田?」


「女の人が身体を冷やすのはよくないよ。それを羽織ってて下さい。ないよりはいいと思いますんで」


「だけど。それだとあなたが・・・・・」


「大丈夫です。こ、このくらいの寒さ慣れてますから」


吹雪はそういうがそれはやせ我慢だった。すると徐栄は吹雪にくっつきそして頭を吹雪の方に置いた。


「じょ、徐栄さん?」


「お願いします。今は、黙って下さい。」


「まあいいですけど・・・・」


そのあとしばらくの沈黙が続き、そして朝になる。二人はまだ寝ていた。すると二人が寝隠れしている堀に近づく影があった。フードをかぶっているため顔がよく見えないがそれは人だった。肩には弓を下げもう片方には剣を下げていた。


「・・・・寝てるね。これは都合がいい・・・」


女性のように高いその声の主は弓ではなく剣を抜き、斬りかかろうとしたが・・・・・


「狙撃兵ともあろうものが・・・」


「自ら獲物の前に姿を現すなんてね」


「っ!?」


吹雪と徐栄の言葉にそのものは驚き一瞬、剣の動きが止まる。気が付くと吹雪は銃剣を付けた小銃を、徐栄は弓をその者に向けた。


「動くな。変に動こうとすれば串刺しにします。」


「そういうことだ。」


実は二人は寝たふりをして狙撃兵がしびれを切らしてこっちに来るのを待っていたのだ。しかし


「ふ、ふざけるな!私は貴様らのような賊の言うことなんか誰が聞くかっ!」


「「?」」


あれ?なんかおかしい


「え?お前、定軍山に潜伏している黄巾党の残党兵じゃないのか?」


「はぁ?」


そういうと狙撃兵はフードを脱ぎその顔を露にする。その正体は女性で黒と緑が混じったツインテールをしていた。


「私は黄巾の連中じゃないわよっ!あなたこそ黄巾党の残党兵でしょ!?」


「え?俺たちは黄巾党の兵じゃないぞ?」


なんか話が噛み合わない。じゃあ、彼女は一体なんだ?


「あの・・・・黄巾党の兵じゃないんなら名前は?名くらいあるでしょ?」


「まずあなたが名乗ったら?それが礼儀じゃないの?」


「それもそうね。私は天水太守董卓様に仕えている徐栄よ」


「同じく俺は沖田吹雪。で、君の名は?」


「私は龐徳ほうとく字は令明れいめい・・・・・涼州の馬騰様に仕えてるものよ」


俺はその名を聞いて驚いた。龐徳といえば馬頭に仕えていてあまり知られてはいないが凄腕のスナイパーとしても有名な武将だ。


「馬騰殿に仕えているあなたがなぜここにいる?」


「実は私の友人がここの山のふもとにある村に住んでいてね。それで、黄巾党の残党兵が村を襲ってるって聞いて、休暇を兼ねてその賊を倒すためここに来たのよ。そしたら向かう途中霧のせいで道に迷ってね。それであなたたちを見て黄巾兵と勘違いしてしまったわけ。本当にすみません」


と、龐徳さんは頭を下げる。つまりだ。互いに黄巾軍だと勘違いしていたわけだ。その後俺たちもなぜこの山にいるのかを龐徳さんに説明し、龐徳さんは納得してくれた。


「さて、互いに誤解も解けたところで、龐徳さんはどうするんですか?」


「そうね・・・・・とりあえずはさっき、あなたたちと会う前に黄巾のやつらが潜む洞窟を見つけてね。」


「「!?」」


彼女が言うには俺と徐栄さんが接触する前、龐徳さんは残党のアジトを見つけ乗り込む作戦を考えていたのだがそこへ俺たちが来て敵の伝令兵と勘違いし攻撃してしまったというわけだ。


「で、どうする?あなたたちも一緒に来る?それとも自分の仲間を探しに山を下りる?」


龐徳さんが少しいたずらっぽい笑みを見せて言うと徐栄さんはむっとした顔になり


「いえ、賊がこの山にいるのにおめおめと山を下りたら第2師団の恥です。私も行きましょう」


「俺もだ。それにほかのやつらは村について待機していると思うしな」


俺はそういい小銃を持つ。


「決まりね。それじゃあ。行くわよ案内するから」


「命令しないでください。言われなくても行きます」


そういい俺たちはそのアジトへと向かうのだった。



しばらくして俺たちは龐徳さんの案内によって残党兵が隠れている洞窟が見えてくる。


「あそこか・・・・」


「ええ、残党兵がここに出入りするところを見たから間違いないわよ。」


「で、どうやって入り込む?真正面から入っても数で押され捕まるだけだけよ」


徐栄さんが言うと・・・・


「しっ!」


「ん?」


遠くから、人影が見える。俺は九九式小銃を構え、スコープレンズで覗き見る。


「徐栄。あなたの連れが持っているものは何?変わった形だけど」


「あれはたしか、銃って言って詳しくはわからないけど異国に伝わる武器だそうよ」


「武器?あんな木の棒みたいのが?あんなの役に立つの?」


「私もこの目で見たわけではわからないけど。1発で敵を倒せる」


「ふ~ん・・・・それ信用できるの?」


「私の友人が信用していたみたいだから問題ないわ」


「そう・・・ならいいわ」


俺の後ろで徐栄さんと龐徳さんがそんな会話をしていた。


「徐栄さん。洞窟の前に黄巾兵が3人いる。どうやら龐徳さんが言ってたことは本当みたいだ」


「ねっ‥ったとおりでしょ?」


「とにかく、あの中に行く方法が思いついたわ。」


と、徐栄さんが言った。その方法はあの門番を倒し服を借りて黄巾兵になりすまし潜入するということだった。


「確かにそれはいい考えね。よしじゃあ、私があいつら狙撃するね」


「私もさせていただきます」


そういうと二人は矢を取り出し弓を門番の二人に合わせるその距離150メートル。そして・・・


ひゅっ!


ひょっ!


「ぎゃぁ!」


「ぐぅ!」


もごと命中、しかも矢は頭に命中し二人の見張りは絶命する。それに驚いたもう一人は急いで中にいる仲間を呼ぼうと洞窟へ入ろうとしたが・・・・・


ダアァーン!


吹雪が九九式小銃を放ちそして脳にあたり絶命した。俺たちは洞窟の入り口に近づき、その服を拝借して中へと入るのだった。


「さっきの音って・・・昨日変な音がしたけどあれ、あなただったの?」


洞窟を進む中、龐徳さんは驚きを隠せないのか俺にそういう。そういえば昨日、人影を見たけどあれって龐徳さんだったのか。


「ああ。威嚇に撃ったんだよ‥‥ん?」


「どうしたの沖田。」


「この先に人の声がする。おそらくこの先にいるな・・・・・」


そういい、俺たちは気配を感ずかれないように慎重に前に進む。するとその先は大広間なのか、黄巾党の残党兵たちがいた。宴でもしているのか、酒を飲み、料理にありついていた。


「どうやらここみたいだな。結構な数だな・・・」


「ええ、ですが私の弓にかかれば賊ごとき鎧袖一触です」


「私もよ。この私龐徳には幸運の女神がついているからね。」


「二人とも。慢心はだめだよ・・・・」


俺がそう言うと・・・・


「やめて下さい!」


突然、悲鳴が聞こえた。音源の方へ視線を向ける。


「へへ、いいじゃねぇか。減るもんじゃねぇしよ〜」


「い、嫌……!」


玉座に座っている、賊兵の頭らしき男。側には、若い女性がいた。おそらくこいつらが近くの村を襲いさらった女だろう。賊兵の頭は下品な笑みを浮かべ女性の体を触り始める。


「くっ!あいつっ!!」


それを見た龐徳は怒って弓を頭に向け矢を放つ。しかし怒りで冷静さを欠いていたため矢は微妙にそれ頭の頬を切ったのだ。


「しまった。外した!」


「なっ!あそこに侵入者がいるぞ!!全員つか・・・・」


頭がこちらに気づき部下に指示を出そうとしたが・・・・・


ダアァーン!!


吹雪が銃を撃ち銃口から発射された7・7ミリの弾丸は頭の眉間を捕らえ頭は絶命した。頭自身や下っ端も何が起こったのかわからなかっただろう、だが少なくとも、奴らの頭は死んだ トップのいなくなった組織ほどもろいものはない


「そこの女の子!こっちだ!」


俺は捕まっていた女の子にそういう。そして女の子がこっちに来ると


「な、なんだてめえらはぁ!」


唖然としていた盗賊たちが割れに戻りこちらのほうへと向かってくる


「誰だって?俺たちはただのあの世の使者だ!」


そういい俺は賊に向かって小銃を撃つ


ダアァーン! ダアァーン! ダアァーン!


3発撃つと俺はボルトを動かして再装填しようとする。しかし賊はそんなことは待ってくれない


「くそっ!アサルトかオートマチックが欲しいな」


ボルトアクションは1回打つと次装填するときボルトを動かして再装填しなければならない。これが敵にスキを与えてしまうのが難点だ。俺は腰にある南部14年式を取り出し賊を撃ち殺す。そして後方からは徐栄さんや龐徳さんが矢で援護射撃をする。そして徐栄が女の子を保護する。もうここにいる理由はない。


「撤退!!」


俺がそう言うが、


「ま、待ってください!ここには私以外にも囚われた子供たちがいるんです!お願いします、あの子達を助けてください!私がお酌をやらされていたのもあの子達を人質にされたせいで...」


「何だと!?わかった。その子供たちの居場所は!?案内できるか!?」


「は、はい!あそこの洞窟から行けます!」


部屋の奥にある入口を指す女の子


「そうか!なら!」


俺は右手に持っていた南部拳銃で部屋の明かりとなっていった松明を破壊した


「くそ!何も見えねぇ!?」


「誰か明かりもってこい!」


と賊兵は慌て始め俺たちはその隙に別の穴へと入った。そのまま後ろを警戒しつつ移動した。しばらくして敵が追ってきていない事を確認すると一息いれ3人は壁際に腰を下ろしているが、俺は99式や南部拳銃に弾を装填してあたりを警戒する。

そしてしばらく休憩した俺たちはその女性の案内で子供たちがとらわれている牢屋へと向かう。角までくると3人を後ろに下げ、頭を30度ほど右に傾けて、先の様子を見た


「ううぅぅぅ...うぅぅぅ...」


「うるせぇぞガキども!!」


牢屋の中から子供の鳴き声が聞こえ、門番がいら立っているのか牢屋の木の枠を殴っている。どうやらここみたいだ。

俺は三十年式銃剣を抜き、そしてその門番目掛け投げた。


ひゅっ!


「ぎゃぁ!」


銃剣は賊の喉に命中し、絶命する。昔じっちゃんに手裏剣やナイフで敵を遠距離から投げる訓練が今になって役に立った。最初は何ためにこんなことするんだろうと不思議に思ったよ。

俺は倒した賊からカギを奪い牢屋を開けた。


「よし!みんな、早く出ろ!」


鍵を開け子供たちを出し、俺達は出口に向かって走り出した。


「あなた!出口までの道は分からぬのか?」


「すいません、それがまったく…」


そう話しながら出口を探し走っていると十字路あたりに行きつくとそこから賊の一人が現れた


「っ!? いたぞ〜!こっちだ〜!」


「しまった!」


俺たちはすぐに進路を変え、別の洞窟へと入る


「まてぇー!逃がさねぇぞっ!!」


そういい大勢の賊が追ってくる。


「くそっ!どうすれば・・・・・そうだ!」


俺は胸のポケットから、あるものを取り出し紐のようなものを引っこ抜いて賊目掛けて投げた。

すると・・・・


ドガアァーーーーン!!


賊の目の前でそれは爆発し、そして壁が崩れ側たちは下敷きになった。


「・・・・・威力ありすぎだろ・・・」


俺が投げたのは夕張と協力して作った柄付き手榴弾。つまりドイツ軍が大戦期に使用したM24型柄付手榴弾だった。火薬は黒色火薬から暴発の恐れが少ない褐色火薬を使用している(黒色はちょっとした摩擦でも爆発する)あの爆発でもなお生き残った賊たちもいたが瓦礫が邪魔で先へは進めなかった。


「よしっ!今のうちだ!」


俺たちは急いで先へ進む。するとその先から光が見える。


「出口よ!」


龐徳の言葉と共に一気に走り出す!そして出口へと向かった。洞窟を出るとその先にはつり橋があった。


「徐栄さんたちは急いで渡ってくれ。俺は最後に行くから。」


俺がそう言うと徐栄さん先頭につり橋を渡る。すると・・・


「待ちやがれ!!」


後ろから生き残った賊たちが追ってくる。俺や龐徳は拳銃や弓で対応するが数が多すぎる。もはや万事休すか。そう思った瞬間。


ひゅっ!ひゅっ!ひゅっ!


ダァーンダァーン!ダァーン!


橋の向こうから矢が飛んでいき賊にあたる。そして銃声が鳴り響き、賊たちがどんどん倒れる。俺はその方向へ顔を向けるとそこは


「弓隊っ!銃士隊っ!撃てぇ!!」


「吹雪隊に後れを取るな!徐栄隊も弓で援護しろ!!」


「夕張っ!?」


橋の向こうに夕張やうちの隊のほかに徐栄さんの隊がいた。


「どうやら、来てくれたようね・・・・」


「た、助かった~」


橋を渡り終えた徐栄さんたちは冷静な顔だが、安心したような顔をし龐徳さんも安心したようにほっと息をつく。


賊も負けじと弓で応戦するが腕が素人のためか相手にあたらず、逆に訓練を重ねた兵たちの矢はどんどん賊たちに命中する。


「くっ!だめだ!逃げろ!」


敵わないと知ってか盗賊たちは元来た場所へと戻ろうとしたが・・・・


「賊ども!ここまでだ!降伏しろ!」


後ろ洞窟に入ろうとしたが、その洞窟の前には川内の隊が弓や剣を構え、盗賊たちは観念して全員降伏するのだった。


「どうやら終わったようですね」


「ええ、そうね・・・・」


「あ、あの・・・徐栄さん」


「夢華よ」


「え?」


「私の真名。あなたに預けるわ」


「いいんですか?」


「ええ、お互いに知らない仲じゃないしそれに・・・・・仲間ですから受け取ってください」


「わかりました。それじゃあ夢華っと呼びますね。俺のことは吹雪でいいので。これからもよろしくな夢華」


「ええ、よろしく。吹雪」


と、互いに握手してると・・・・


「それじゃあ、私はここで帰るわね。予定より西涼を離れちゃったし。それじゃあ、吹雪。徐栄。また縁があったら会いましょうね」


「ええ、また会いましょ。」


「また会いましょうね。龐徳さん」


俺がそう言うと龐徳さんはにこっと笑って俺のほうへ近づき


「私の真名は想華・・・また会いましょうね天の御使いさん♪」


俺の耳元でそういう龐徳こと想華。どうやら俺が天の御使いだということは初めから知っていたみたいだ。

そして想華は笑顔で山へ下り、俺や夢華も夕張たちのところに合流し、無事賊討伐の任務を果たすことができたのだった。


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