第53話 リッスアンドスター!
「どーもー、リッスアンドスターですー。よろしくお願いしますー」
「名前だけでも覚えて帰ってくださいねー」
「そやね。ほならなんで我々がリッスアンドスターいうか説明しといた方がええんやないか君」
「せやね。こちらのリスの格好してるのがリッスで、俺がスターやさかいリッスアンドスターいいまんねん」
「おいおい、君。そらちゃうで。君がリッスでワシがスターやないか!」
「俺がなんでリッスなんや?」
「人の話聞かへんからや」
「人の話聞かへんでなんでリッスやねん」
「英語で聞く言うたらリッスンやろ。ちゃんと聞かへんさかいンが抜けとるんじゃ」
「あちゃー、こら一本取られたで」
「そない言うてワイワイやっとりますが、今日は君、魔王指名レースの日やで」
「ほんまや。えらいぎょーさん人がおる思たらそんな日かいな。こら漫才やってる場合やないで。ベッピンさん探そ」
「ベッピンさん探そ言うて君はアホか。そこら中ベッピンさんだらけやないか」
「どこにおるねん」
「客席よー見んかい!右からベッピンさん、ベッピンさん、ベッピンさん、一つ飛ばしてベッピンさん」
「アホか!ドサクサに紛れて何一人飛ばしとんねん。客席よー見なあかんのは君の方や!」
「アホは君や!客席そないよー見たらあかんで」
「なんでや」
「皆ベッピンやないのがバレてまうやろ」
「こら、君は何を言うとるのや」
「目をすぼめてぼーっと見て誰が男か女かよーわからんくらいがちょうどええんやないか」
「君失礼やで。そんなん言うとったら誰も相手されへんで」
「心配すな。こんなこと言わんかて誰も君の相手なんかせーへんわ」
「何を言うてんねん。君、俺の性欲凄さ知らんやろ」
「性欲?知るかいな。どない凄いねん」
「俺こない見えて一日20回したことあるねん」
「なんやて!一日20回やて!君それ凄いな」
「せやろ。もう20回目なんかもう意識朦朧としてどないなっとるか分からんで」
「それ、でも君20人もよー相手おったな」
「相手?そんなもんおるかいな」
「ん?なんでや。さっき20回やった言うとったやないか」
「あれは一人でやったやつや」
「ファー。君一人でやったんかいな。寂しすぎるやろ!誰か頼んでみんかいな!」
「そんなもん誰が相手してくれるねん。俺のことなんか誰も相手してくれへんわ」
「分からへんやろ。そこの右から四人目のお嬢さんとか声かけてみたらどや」
「右から四人目のお嬢さん言うて君が一つ飛ばしたベッピンさんやないか!一つ飛ばしといてよーそんなこと言うなあ」
「大丈夫や、目すぼめてぼーっと見て、誰が男か女かよーわからんくらいで見たらベッピンさんに見えるわ」
「よー君そんなこと言うわ。この話聞かれる前に辞めさしてもらうわ。どうもありがとう」
「んー、いまいちね。もう少し練習が必要だわ」
キャサリンは腕組みして言った。これで本当になんとかなるのかよ!




