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真夜中の展覧会

作者:土方悠旗
ここは、真夜中の展覧会会場。

人もいなくなった静かな会場に、なにやらささやきあうような声やゴソゴソという物音が聞こえてきます。その音は、どうやら絵の中から聞こえてくるようです。
 
会場には、たくさんの絵が飾られています。大きな額縁に入った立派な絵や、小さな額に収まったかわいらしい絵。描かれているものも様々で、人間や動物、風景や食べ物など、いろんな手法で描かれた絵が見る人の目を楽しませます。

とある絵には、少年が描かれていました。その少年は、真夜中になると、向かいの絵を飽きずにぼっーと見つめます。その視線の先には、同じく絵に描かれた一人の少女がいました。少女は、絵に描かれた窓の外を物憂げに見つめています。

少年の一方的な片想いは続くと思われましたが、ひょんなことから、少年は絵の中をめぐる旅に出ることになりました。それは、小さな冒険でした。しかし少年にとっては、大いなる冒険の始まりでした。

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