第926回 寒中梅
2月13日
まっちいます。
みちのむこうでだりかがいいます。
ほう。
またりちおりますか。
ときをまたりちおりますか。
ときの運が、そちらにゆくのを。
ながりがくるのをまっちおられる。
粋ですねえ。
それディはぼくは、ひとあしおさきに。
おや、ながりがかわったもういきます、とな。
そりはザンネン、タイミングがわりい。
ごきげんようどうぞ、おげんきで。
ときの運の、ながりがかわって。
こちらにこねくなったので。
こんどはぼくが、こちらでまちます。
みちのこちらディながりをまちます。
まっちいます。
みちのむこうのだりかにいいます。
ときの運が、こちらにくるまディ。
ながりがくるのをまっちいます。
粋なことがいえてきぶんがいい。
みちのむこうにはだりもいねい。
ときの運が、こちらにきたので。
ながりがきたのディぼくもいきます。
予想外に。
いらぬところディまたさりた。
すこしいそがにばなるめいな。
いそぐ足さき、とみる梅。
闇夜にボンワリひらがった梅。
やあ、すっかりさいちいる。
すこしいそがにばならねいが。
もう2秒ほど、とまっちいこうか。
あえてとまっち、1秒2秒。
ときの運の、ながりがきたのディ。
そりではぼくはいそぎます。
みちのむこうでまっちいたかた。
そちらからこちらにさってゆくかた。
梅をさかせたハナビラキの精。
ごきげんようどうぞ、おげんきで。




