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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
里緒奈の章

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第90回 侵略的植物の頒種問題

11月13日


あれ。

こんなところに、自動販売機がありますよ。

ぼくの記憶によれば、こんなところに自動販売機は、なかったはずなのだけど。

あっちにあおいのが、いち。

そっちにあかいのが、いち。

しろいのは、なかったはずだから。

やっぱり、ふえています。

いつの間に、はえてきたのだろう。

ちょっと前まで日本といえば、自動販売機とコンビニが、多すぎると言われていたものですが。

最近になって、また、はえてきているのだろうか。


ぼくがふしぎにおもいながら自転車をこいでいると。

川の向こうから、じじいがさっさか、渡っていきます。

ランナーですか。

さむいのに、お早いですね。

いーや、だまされないぞ。

ランナーは、川を渡ったり、しない。

忍者だな。

自動販売機をはやしてる、犯人だ。


忍者はせいふの命令で。

ああやって自動販売機の種をまいては、日本文化として根づかせようとしているのディエス。

陰謀です。

このままでは、せいたい系がくるって。

おかしなことになってしまう。

でも、大丈夫。

ほらごらんなさい。

ロボットたちが、自動販売機を掘りかえしていますよ。

がんばれ、ロボット。

がんばれ、ロボット。


ロボットたちは、掘りかえした自動販売機をトラックに積んで、持っていってしまいました。

日本はロボットが、有名ですからね。

そう簡単には、侵略されないぞ。


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