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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
里緒奈の章

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第81回 野生と野菜と優男

11月4日


自動販売機のとなりにバナナが、かじられてて。

これが道に落ちているなら孔明のわなですが。

すべらせる。

自動販売機の横にあるのは、なんだろう。

バナナといえば、サルです。

サルのしわざだろうか。

サルが、自動販売機を使って。

財布を出すときに、バナナを置いて、わすれた。

あるいは。

サルが自動販売機で、バナナを買った。

サルは財布をもっていないからね。

チパンジが、自販機でバナナを買って。

かじったらいらなくなった。

どうも、それが正解にちかい。

近ごろはサルもふえているからね、自販機の会社の人もバナナを一本一本入れたり、たいへんだ。

お疲れさまです。


しばらく進むと、今度は柿がかじられてて。

道に落ちています。

また、サルのしわざか。

かにから奪ったんだな。

秋ですねえ。

いや、ちがった。

これは柿じゃなくて、トマトじゃないか。

秋にトマトがかじられてるなんて、イタリヤ人のしわざだろうか。

道に落ちているから、これは孔明のわなだな。

風水のアレがこう、変わって。

風が吹く。

近ごろはイタリヤ人もふえているのだろうか。

孔明は三國志だから、三国同盟じゃないぞ。


さあ、またしばらく進みましたが、こんどはなんだ。

ジャージか。

キリンでした。

むう、さすがにキリンがかじられてるのは、予想外。

ピューマにやられたんだろうか。

ワイルドだな。

サバンナは弱肉強食です。

さすがの孔明でも、乾燥気候では分が悪い。

不憫に思ったぼくはキリンの目を閉じて、ジャージをかけてやりました。

レスト、インピース。






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