表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トゼンサウ  作者: ナルサワパン
里緒菜の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

79/3084

スポーツのオータム

10月31日


じじいがさかさか、ほうきでバック。

魔法使いだろうか。

いや、あれはテレビでみたトキがあるぞ。

ボーリングってやつだ。

オリンピックだね。

だれも、石をなげてやらないものだから。

じじいがはいつまでも、掃いてなきゃいけない。

不憫な。

武士の情けじゃ 、ぼくが投げて介錯してやろう。

昨日はアメリカ人だった気もするけど。


ぼくがじじいをジャーマンスープレックスで投げてやると、それはそれは致命的なヒットで、見事に倒せた。

フ、ストライク。

いや、ストライクは野球か。

あとツーストライク、とらないと勝てないぞ。

おや。

そんな時にちょうど、3人の賢者が。

この世の王になられる御方に、プレゼントをもってきましたよ。

それは再来月だ、今月はかぼちゃです。

いたずらする。

ぼくはそいつらうち二人を、投げて倒して。

む、3人か。

あとひとり。

どうしよう。

チェンジしないといけないのかな。

キャンセル料が発生してしまう。


じじいがおもむろに立ち上がり、声たからかに、ゲーム・セット。

じじい。

あの動きはただものではないとおもっていたが、アンパン屋だったか。

道理で朝早いわけだ。

じじいと賢者は握手をし、お互いの健闘称えあうと、これから飲みに行こうという。

のんだくれめ。

こんな朝から、飲むんじゃない。

セクハラだぞ。


試合が終われば、ノールール。

ぼくはそいつらを、ひどいめあわせてやったよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ