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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
葉月の章
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情報化社会をマグロに生きる。

8月21日


止まっていたので。

呼んであげました。

昼間は繋がってなかったから、しかたない。

止まっていたのがたくさん、流れてきます。

あっという間に、山のように。

みんな、ぼくが好きなんだな。

人気者はなかなか不便なものだ。


でも、ぼくはみんながきらいだ。

犬とかかめとか、くじら以外はきらい。

流れてきたって捨ててしまいます。



ぼくが捨ててしまったのはどこに流れていくのだろう。

消えてしまうのかな。

またどこかで、お金の稼ぎかたを教えてあげたり、不健全な関係を持たないかと誘ってみたり、しているのかな。

やがてはみんなが捨てたのが、どんどん海に溜まっていって。

漁師さんの網にかかって、漁師さんがお金を稼ぐ方法にやたら詳しくなったり。

不健全な関係をもつ方がたくさん増えたりするのかな。


これからの時代は漁師さんが勝ち組です。

でも、ぼくはかめやくじらをいじめるから、きらいだな。

ぼくは漁師さんをどんどん流してやることにしたよ。


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