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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
3654の章

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567/3092

第540回 防衛戦

2月3日


おふろのゆかにあかいしみ。

ちのあとです。

事件ですか。

事故ですか。

なにか野生どうぶつでも、とおった。

のでしょうか。

なにか野生どうぶつでも、とおったので。

ねているうちにキックでたおした。

のでしょうか。

そういえばびみょうにあしがいたいが。

ねているうちにキックでたおした。

のでしょうか。

とりあえずお湯でながします。

ながしましげお。

なんでもない。


おふろのゆかのあかいしみ。

お湯でながれていきながら。

たまにはうちにいさせろよ。

たまにはうちにいさせろよと。

さめざめないてうったえます。

ああ。

いつもそとにおいやられる例の方でしたか。

そんなにちいさくちぢこまって。

あかいしみなぞになっちしまって。

よほどそとはさみいとみえる。

各ご家庭を通るたびに。

じゃけんにそとにおいだされては。

例の方でもたまるまい。


たまにはうちにいさせろよ。

たまにはうちにいさせろよ。

そういわれてもな。

ここはぼくのうちだし。

もう既に。

お湯でながしてしまいましたし。

ながしまかずしげ。

なんでもない。

例の方にはもうしわけねいが。

ことしもそとにいてくだされ。

ふくはうち。

ふくはうち。

ぜんらの方はご遠慮ねがう。


この寒空にぜんらでは。

例の方でもたまるまい。

さて。

朝からどうも妙なめにあったが。

豆乳でものむかな。

これも供養というものだ。


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